客室乗務員という仕事は本当に華やかな仕事なのか!?

スポンサーリンク
客室乗務員

客室乗務員という仕事に興味を持ってくださった方、興味を持ったきっかけはなんでしょうか?

客室乗務員をしていることを話すと、「すごい!お給料いいんでしょ?」「いろんな場所に行けていいね」「やっぱりパイロットと結婚するの?」「誰か女の子紹介して?」などと聞かれることが多いです。

世間一般ではキャビンアテンダント=華やかというようなイメージがあるようです。

では、実際に華やかなのかどうか!?現役CAが見極めていきたいと思います!

・仕事内容は華やか?

・・・NO!

客室乗務員の仕事内容は、特別華やかなものではありません。

人に見られることを主体としているわけではありませんし、保安要員として飛行機に乗っています。

サービスも特別なことをしているわけではありませんが、機内という非日常的な空間という部分がより一層、お客様の期待を生むのかもしれません。

仕事は基本的には、ルーティーン化されています。

時には、ルールに従っていただけないお客様に厳しく接することもあれば、気分の優れないお客様の介抱をすることもあります。

飲み物やお食事の入ったカートは、100kg程の重さになります。そのような重たいカートを慎重に操作し、お客様に笑顔でサービスをする、体力的になかなかハードな仕事だと思っています。

・制服が華やか?

・・・YES!

制服の好みは好き嫌いが分かれるかもしれませんが、やはり他の業界と比べても華やかだと思います。

また、統一感があるのも華やかに見える一つの要因だと思います。

特にアジア系の航空会社は髪型やネイルカラー、化粧にもついても会社のルールがあるのでより一層統一感があり、美しく見えます。

・私生活が華やか?

・・・個人によって様々!

客室乗務員をしている人のInstagramやYouTubeを見ると、ホテルステイや旅行を満喫していたり、素敵なカフェや高級ブランドのバックを持った姿を目にすることがあると思います。

しかし、それはごく一部に過ぎません。

InstagramやYouTubeなどで、自分の私生活を発信するのが好きな人もいれば、全くInstagramもしないという人もいます。また、ブランド物に全く興味のない人ももちろんいます。

客室乗務員になったからと言って、華やかな生活が送れるわけではないのであまり幻想は抱かないようがいいです。

ただし、福利厚生などを活用して旅行に行ったりすることは可能なため、行動の幅は広がるはずです。

・華やかなキャリアアップができる?

・・・どちらとも言えません。

キャリアアップに関しては、会社の方針に従ってクラス責任者やチーフパーサーの資格を取得するため、客室乗務員としてトップを目指したいのであれば、国際線のチーフキャビンアテンダントを目指すべきです。

その他には、客室乗務員の管理者や育成担当として地上職をメインとして働くなどのキャリアステップもあります。

多くの客室乗務員は自分に合った働き方(育児による時短など)で客室乗務員として働いています。

昔(バブル期)と違い、お給料も仕事に見合った金額のため、特別高待遇というわけではありません。そのため、キャリアアップによる華やかさはあまり感じられないと思います。

・華やかではない部分は?

基本的には地味な作業の方が多いです。

お客様が飛行機に乗って来る前には、大忙しで機内の準備を行います。

また、お客様が降りた後にはゴミなど機内の整理を行います。

飛行中は、何度も化粧室の掃除をします。

時には、気分の悪いお客様がいた時には汚物の処理を行うこともあります。

・華やかだと思うところ

地方や海外に行け、ステイできるという点が客室乗務員の仕事で華やかな部分だと思います。

ステイ時間は、ホテルでゆっくりし、温泉やスパに行くのもいいですが、その土地の美味しいもの、有名な観光地に出かけるのもいいです。

ステイは客室乗務員として働く特権だと思います。

・まとめ

「仕事内容は華やかではないが、見た目は華やかである(個人の意見です)」

客室乗務員の仕事は、体力仕事とよく言われるくらいハードです。
仕事内容を詳しく知らない方、飛行機の利用回数が少ない方にとっては、客室乗務員は華やかに見えるかもしれません。

しかし、よく知っている人からするとハードな仕事だと思われています。

実際に、私も客室乗務員になる前から知り合いの元CAの方に、体力的にかなりきついけど本当に客室乗務員になるの?と言われました。

このように、視点が違えば捉え方も変わってきます。

客室乗務員を目指す方は、憧れだけで職業を選ぶことがないようしっかりと企業研究、業界研究をすることをおすすめします!

客室乗務員就活
スポンサーリンク
投稿をシェア&コピー
現役CAのLogblogをフォロー
スポンサーリンク

タイトルとURLをコピーしました