【既卒受験向け】客室乗務員の面接で活かせる強みと弱みについて

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客室乗務員

今回は、客室乗務員への転職を考えている人に向けた、強みのアピール方法と弱みを聞かれた時の対策についての記事です。

■客室乗務員に活かせる強み3つ

①チーム・組織力

フライトでは、客室乗務員だけでなくパイロットやグランドスタッフ、その他多くのスタッフが関わるチームの連携が大切になります。

お客様にとって快適なフライトを実現するためには、チーム力が常に求められます。

現職・前職でも一人だけで仕事をするということは少ないはずです。誰かしらと協力し合った経験があると思います。

そのような経験から、話を組み立てチーム力をアピールするといいです。

  1. 具体例を挙げる
  2. 自分の貢献について説明する
  3. コミュニケーションの重要性を強調する
  4. チームでの課題解決能力をアピールする
  5. 自己評価を適切に表現する

②責任感

客室乗務員は、チームで仕事を行いますが、一人ひとりの業務に責任が伴います。
それは、お客様の「安全」を守るという責任です。

一歩間違えれば、お客様を危険に晒してしまうということもあります。

社会人を経験した方であれば、責任を持って仕事に取り組むことは当たり前ですが、客室乗務員の仕事を理解した上で、責任感をアピールすることは、自分自身のアピールにも繋がります。

そこで、責任感についてアピールする時のポイントをいくつか紹介します。

・具体的な事例を挙げる:
自分がどのような状況で責任を持って行動したかを具体的に説明し、その結果どのような成果を出したかを示す。

・チームワークの重要性を強調する:
自分が責任を持った行動が、周囲の人たちにどのような影響を与えたかを説明し、協力し合うことでより良い成果が出せることを示す。

・経験や能力に応じた責任感の違いを説明する:
自分が持っている経験や能力に応じて、どのような責任感を持って行動するかを説明することで、自分自身の能力をアピールする。

・ミスを認め、改善策を示す:
ミスを認め、改善策を考え、行動できたということを示す。過去に自分がミスを犯した際に、どのように改善策を考え、実行したかを説明する。

③柔軟性

航空業界は日々変化しています。最近では、特にデジタル化やSDGsなどの環境保全に向けた取り組みが進んでいます。

機内サービスにおいても、お客様へ提供するドリンクメニューや入国書類の案内についてなど、変更が多く発生します。

その他、急なスケジュール変更や予期せぬトラブルがあるため、客室乗務員には柔軟な対応力が求められます。

新卒社員は、社会経験も少なく柔軟性については入社後に学んでいくことが一般的に多いと思いますが、既卒(社会経験がある人)にとってはこれまで仕事でトラブルに巻き込まれたことや、臨機応変な対応が求められる場面があったことと思います。

柔軟性は、客室乗務員に求められる要素の一つでもあるため、強みの一つとしてアピールすべきポイントです。

■弱みを聞かれた時の対処法

・ポジティブに捉えられる内容にする

自分の弱みについて聞かれたとき、正直に自分の本当に苦手なことや弱いと感じている部分を素直に伝えるのはNGです。

その弱みを相手がどのように受け取るか、わかりません。

そのため、「うちの会社では働けないだろう」と思われては、そこで終了です。

そのため、少しでもポジティブに捉えることができる弱みを探し、答えるべきです。

<例>
・細かすぎる=几帳面
・楽観的=何事も恐れない
・心配性=慎重である

このような内容であれば、弱みであってもポジティブに変換することが可能です。

自分の弱みでも、強みに変えられるような部分について話すといいです!

・現在努力している内容にする

弱みを探す、且つ本当にダメな部分ではない弱みとなると、なかなか探すのも難しく思えます。

そんな時は、現在努力をしていることを弱みとして伝えるといいです。

<例>
・早口である
・語学が苦手
・早起きが苦手

・早口である=相手に伝わる話し方を心がけている
・語学が苦手=オンライン英会話をしている
・早起きが苦手=毎朝7:30に起きるようにしている

上記のように、努力している点を伝えることができます。

このような弱みであれば、簡単に1つや2つ、見つけることができるはずです。

・現職の失敗談を話す

どうしても弱みを伝えるのが難しい。また、隣の人が同じような内容を話していた。という時は、現職(前職)で失敗した時に感じた自分の弱みについて話すといいです。

失敗談は、既卒の方の面接でよく聞かれます。

そのため、失敗談をいくつか掘り下げておくと弱みについて聞かれた時にも活用できます。

失敗談を話す際のポイントを以下にまとめています。

・選んだ失敗談が適切であるか確認する
面接官は、あなたが選んだ失敗談からあなたの性格やスキルを見極めようとしています。選んだ失敗談が、面接の職種やポジションに適しているか、注意して選びましょう。

・失敗の原因を説明する
失敗した理由や、何がうまくいかなかったのかを説明することが重要です。ただ「失敗した」と言うだけでは、面接官にあなたの反省や学びが伝わりません。具体的にどういうことが起きたか、どのようにして対処したか、今後どのように改善するかを説明することで、失敗から得た学びが伝わります。

・ポジティブな展開についても語る
失敗談は、ネガティブな話題のため、面接官からマイナス評価をされる可能性があります。しかし、失敗から得た学びや、その後の改善策、成長したことについても話すことで、ポジティブな印象を与えることができます。

・自分自身を非難しない
失敗談を話す場合、自分自身を非難するような表現を避けることが大切です。失敗した理由を説明する際に、「私が間違えた」というような表現を使う代わりに、「その時は○○が上手くいかず、改善策を考える必要があると感じました」というような表現を使うことで、自己評価を下げることなく、失敗から学んだことをアピールすることができます。

■まとめ

今回は、社会人が話しやすい内容について強みを3つ紹介しました。

どのような強みでも、具体例は必要です。また、適切な内容である必要があります。

弱みや失敗談でも同様です。特に、内容については精査すべきです。

面接では、自分が話した内容について詳しく質問されることもあります。

自分が話す内容については、事前に掘り下げた振り返りをしておくことで、多方面からの質問にも対応できます。

準備しておくことが何事も大切です。

客室乗務員就活
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