客室乗務員を目指すには、SPI(適性検査)が必要不可欠です。
SPIは、企業の採用選考において広く使用されており、客室乗務員を採用する日本の航空会社でも多く利用されています。
具体的にどれくらいのSPIスコアが必要かという点については、航空会社ごとに異なり、スコアが自身では確認することができないため定かではありません。
しかし、一般的には応募者の平均以上のスコアが求められます。特に、お客様の接客を行う客室乗務員という職種では、言語分野を重視する傾向があるようです。
・SPIは合否の判断基準になるのか
一言で答えると、SPIは合否にかなり影響します。
客室乗務員の採用は、毎年、エントリーの時点で募集人数を遥かに超える応募があります。
その後、書類(WEB)審査とSPIによりふるいにかけられます。
当たり前のことですが、会社としては、能力の低い人間より高い人間を採用したいわけです。
そのため、適性検査で平均以下、もしくは基準以下の場合はその時点で不合格となります。
実際に、採用担当者に話を聞いたところ、SPIのスコアもチェックしているということでした。
・航空会社のSPIに含まれる分野は?
「言語・非言語・性格」
JALもANAもテストセンターでのWEBテストが、過去に行われています。
言語とは、簡単に言うと国語です。
熟語の成り立ちや、語彙の意味、語彙の用途などの問題です。
非言語は、算数・数学です。
推論や、速度算、集合などの計算が出題されます。
・求められるスコアは?
残念ながら、正確な基準値はわかっていません。
しかし、人気企業であるということもあり、平均以上のスコアが求められています。
・SPIの勉強方法
おすすめの勉強方法は、繰り返し勉強することです!
特に、苦手な分野を中心に勉強するといいです。
以下で効率的な勉強方法について詳しく説明します。
公式問題集を入手する
SPI試験は公式問題集に基づいて出題されます。
そのため、公式問題集を入手して、問題の傾向や難易度を理解することが重要です!
スケジュールを立てる
SPI試験は複数回受験することができますが、スケジュールを立てて計画的に勉強することで、効率的な学習ができます。
また、定期的に模擬試験を受けることで、自分の理解度を確認し、課題を洗い出すことができます。
余談ですが、私はテストを数回受けて、自分の中で一番スコアが良かったと思う結果を提出しました。
基礎力を確認する
SPI試験は、言語能力、計算力、論理思考力などの基礎力が問われます。
まずは、自分の基礎力を確認し、問題に対応する力を身につけることが大切です。
問題を解く
公式問題集に取り組むことで、問題に慣れ、答えを導き出すための方法を理解することができます。
また、間違った問題は、理由を追求し、再度取り組むことで、理解度を深めることができます。
解説を読む
問題を解いた後は、解答と解説を確認することが大切です。間違えた問題の解説をじっくりと読み、その理由や対策を理解することで、同じ種類の問題に対応する力を身につけることができます。
仲間と交流する
SPI試験を受験する人たちと交流することで、情報を共有し、アドバイスを受けることができます。また、受験者同士で勉強会を開催することで、効率的な勉強ができる場合があります。
・まとめ
SPIが重要であることは、理解していただけましたでしょうか?
しかし、SPIのスコアが全てではありません。航空会社は、SPIスコアだけでなく、面接や書類審査、適性検査の結果などを総合的に判断して採用を決定します。
客室乗務員を目指す方は、SPI対策をすることはもちろん重要ですが、それだけにとらわれず、英語力やコミュニケーション能力、サービス精神なども磨いていくことが求められます。
SPIを突破することは、採用の一歩ではありますが、それ以外のスキルや資質も重視されることを忘れずに、自己研鑽を続けていくことが大切です!