【ANA編】客室乗務員(CA)のスケジュールと働き方について!

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客室乗務員

ANA(全日本空輸)で働く客室乗務員のスケジュールについて詳しく説明します!

・1ヶ月のスケジュール

ANA CAの1ヶ月のスケジュール例①

出典:現役CAのLogblog筆者作成

ANA CAの1ヶ月のスケジュール例②

出典:現役CAのLogblog筆者作成

2つのスケジュール例を元に紹介します。

スケジュール①は有給休暇を全く入れてないスケジュール例です。

基本的に、4勤2休(4日勤務した後2日休み)のサイクルでフライトスケジュールが組まれます。

ただし、アメリカ東海岸など(シカゴやニューヨーク、メキシコなど)は、フライト時間が他より長いため、フライト後の休暇は3日もらえます。

国内線では、日帰り勤務の他に1泊2日、2泊3日などの勤務があります。

ANAは、地上訓練の後、すぐに国内線と国際線の両方を乗務します。

スタンバイの日は、自宅待機と出社待機の2種類があります。
前日や当日に欠員が発生した場合に備えて待機をします。

スケジュール②は、6日間の特別休暇(年に2回)に有給を入れた場合のスケジュール例です。

有給休暇を上手く利用することで、8日間、それ以上の長期休みの取得ができます。

社員のコメント

「シフト制のため、固定の休みはないがプライベートも仕事も両立は可能。ワークライフバランスは良い」
「早朝や深夜の勤務もあり、不規則なため、慣れるまでは体がきつい」
「入社してすぐに国際線も担当できるため、いろんな国や地域に行ける」

・休暇/休日は何日?

・年間126日
・月間約10日

有給休暇の申請は約1ヶ月前までです。

有給休暇以外に、4日間のリフレッシュ休暇や6連休(半年に1回)などがあります。

社員のコメント

「有給申請は、ネット上のため上司の顔色を気にすることなく申請できるが、夏休みやお正月などの繁忙期は申請が通らないこともある」
「休日の日数は他社と比べて多いと思う」

・スケジュール発表日はいつ?

毎月26日

年に2回(上半期と下半期)、班フライトのスケジュールと公休の日が発表されます。

基本的には4勤2休だが、働き方の選択によっては、4勤5休などの様々なスケジュールになります。

社員のコメント

「同期や友人と休みを合わせるのが難しい」
「早朝に終わる日は、丸一日自由に使えるので嬉しい」

・一日のフライト数は?

1便〜最大4便のフライトを乗務します。

電車の始発より前の早朝出勤や深夜に仕事が終わることもあります。
天候にも左右されやすいので、台風や大雪、大雨の時期は行き先やステイ先が変更になることもあります。

・残業はある?

基本的にはありません

機内でトラブルが発生した場合や、悪天候により遅延した場合は予定していた業務時刻を過ぎることはあります。

社員のコメント

「残業はないが、時間外に準備をしなければならないことも多い」

・働き方の選択肢は?

・通常勤務
 (フルタイム)

・5割、7割、8割、9割の短日勤務

・4勤5休、4勤8休

・遠方(羽田付近以外)から通える制度

上記は一部を紹介しています。
多様な働き方があり、子供の有無などにより選択肢が変わります。

主基地である羽田付近に住まなくても、伊丹や千歳、福岡など全国から出社できる制度もあります。

当たり前ですが、勤務日数が少ないとお給料も少なくなります。

社員のコメント

「働き方を選べるのは、ワークライフバランスを考える上でありがたい」
「実家(地方)から通うこともできる」
「柔軟な働き方ができる」

・班フライトはある?

月に2〜3回の班フライトがあります。

コロナ以前は、国際線の担当路線2路線が割り振られ、月に2回の班フライトがありました。

コロナ以降は、国際線の減少により、国内線でも班フライトが実施されています。

班フライトの他に、班での会議が年に4回ほどあります。

社員のコメント

「1年間同じ班のため、メンバーに恵まれるか毎年不安になる」
「班の仲良い先輩や後輩は、班が変わってもご飯に行ったりする」

・副業はできる?

副業・兼業は、申請をすれば可能。

ただし、会社に副業先の情報や日数などの申請と許可が必要。

メルカリや資産運用としての投資などであれば許可なくできます。

社員のコメント

「フルタイムで働いていると副業する余裕はない」
「知り合いの紹介などで、融通が利く職場で副業をしている人はいる」

「カフェやリモートワークなど、副業先は様々」

・まとめ

・4勤2休が基本
・スケジュール発表は26日
・休暇は年間126日
・毎月班フライトがある
・多様な働き方から選択可能
・副業可能

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