ここでは、JAL(日本航空)の客室乗務員のスケジュールや働き方について詳しく紹介します。
・1ヶ月のスケジュール
JAL CAの1ヶ月のスケジュール例①
JAL CAの1ヶ月のスケジュール例②
2つのスケジュール例を元に紹介します。(入社2年目以降のCAをイメージしています)
どちらのスケジュールも4勤2休(4日勤務した後2日休み)の勤務体制です。
JALは、4勤2休のスケジュールを基本としています。
しかし、アメリカ東海岸など(ボストンやニューヨークなど)の長距離路線は3日間の休暇があります。
国内線の勤務は、日帰りや1泊2日などの勤務があります。
入社してから約1年間は国内線のみを乗務します。
その後、国際線の乗務がスタートします。
ステイ時間は、体調管理を行いながら自由に過ごせます。
スタンバイは、自宅待機の場合と出社待機の場合があります。
当日や前日に欠員が出た場合にすぐに代わりを立てられるように、スケジュールに組み込まれています。
スケジュール例②のように、有給休暇を上手く利用することで、8日間の休みを作ることもできます。
・休暇/休日は何日?
・年間120日
・月間10日
有給休暇の申請は約1ヶ月前にしなければななりません。
また、有給休暇以外に長期休みはありません。
客室乗務員の有給取得率はかなり高めです。
子供がいる場合、6割や8割勤務などの選択ができたり、無給ではありますが、4日間のリフレッシュ休暇を取得することも可能です。
その他、慶弔特別休暇、産前・育児休職制度、配偶者転勤同行休職制度、介護休職制度などがあります。
不妊治療休暇や子供の入園、入学休暇という制度などもあり、制度としては充実しています。
・スケジュール発表日はいつ?
毎月23日。
毎月23日に、次の月の1ヶ月間の予定が分ります。
その他に、年に2回、半年分のグループフライトの日程が発表されます。
JALの客室乗務員のスケジュールは4勤2休で規則的に組まれるため、比較的予定も組みやすいです。
・一日のフライト数は?
一日に、最大で3便のフライトがあります。(国内線乗務の場合)
早朝出勤もあれば、夜からの勤務もあります。
その反対に、早朝に仕事が終わる日もあれば、深夜に(日付を超えて)終わることもあります。
・残業はある?
基本的にはありません。
残業という言い方はしませんが、飛行機が遅れたり、トラブルにあった場合は予定していた勤務時間を大幅に過ぎることもあります。
・働き方の選択肢は?
・通常勤務
(フルタイム)
・時短勤務
(6割、8割、9割)
・深夜勤務免除制度
(日中のみ、泊まりなしの勤務)
・グループフライトはある?
「グループフライト」と呼ばれる、同じメンバーでのフライトがあります。
グループフライトは、国内線・国際線の両方で実施されます。
月に3〜4回程度あります。
また、グループフライトでない場合も1泊2日の国内線などのフライトでメンバーが入れ替わるということはほとんどありません。
・副業はできる?
兼業/副業は可能。
ただし、会社への申請と許可が必要になります。
メルカリや資産運用としての投資などであれば問題ありません。
・まとめ
・4勤2休が基本
・スケジュール発表は23日
・月間10日休み
・月に3〜4回のグループフライトがある
・充実した勤務制度
・副業可能
華やかなイメージですが、jet lagや早朝深夜業務、機内の乾燥、エンジン音の耳への負担などなど大変なお仕事とお見受けします。relax、refreshで体調にご留意下さい。こちらも機内でゆったり過ごせるよう
心がけます。荷棚は自分の分はもちろん女性で困っている人がいればヘルプし、化粧室は手洗いの水滴はペーパータオルで拭き取り綺麗にします(ゴルフ場でのマナー)。