今回は、エアラインスクールに通うか悩んでいる人向けの内容です。
それでは、さっそくエアラインスクールについて解説していきます。
1. エアラインスクールはどんなところ?
エアラインスクールは、グランドスタッフや客室乗務員を目指す人が通う学校です。
専門学校とは異なり、大学へ通いながらスクールへ通ったり、社会人で働きながらスクールに通う人が多いです。
そのため、授業の時間は土日や大学の授業が終わった後に設定されていることが多いです。
具体的には、面接練習やES(エントリーシート)の添削、カウンセリング(相談)をしてくれます。
スクールによっては、過去の合格者のエントリーシートや過去の受験内容を知ることも可能です。
また、航空会社への推薦制度があるスクールもあります。
2. オンラインサロンとは何が違う?
オンラインサロンもスクールと内容はほぼ同じです。面接練習やES添削を行なってくれます。
大きく違う点は、規模の大きさです。
オンラインサロンは個人で行なっている場合が多いです。しかし、スクールは会社の事業として成り立っているため、バックグラウンドがしっかりしています。
小規模が特徴のオンラインサロンは、相談がしやすかったり1ヶ月単位で始められるところも多いので、金銭的な負担が少ないです。
しかし、個人経営の場合が多いので、常に同じ講師からしかアドバイスがもらえないことや情報が集まりづらいというデメリットがあります。
<オンラインサロンのメリット>
・小規模のため、相談しやすい
・価格が安い
・気軽に始められる
<オンランサロンのデメリット>
・情報が少ない
・実績が少ない
・講師が一人だけ、もしくは数人
3. エアラインスクールに通うメリット
ここでは、エアラインスクールに通った場合のメリットを紹介します。
・同じ目標を持った仲間ができる
・情報収集がしやすい
・集中して就職・転職活動に取り組める
・いつでも相談ができる
・モチベーションが保てる
同じ目標を持つ仲間ができることはモチベーション維持に繋がります。
また、一緒に企業研究をしたり面接練習を行うことで自分とは異なる視点を得られることができます。
スクールには常に多くの情報が入ってくるので、自分一人では追いきれない就職・転職に関わる情報やエアラインに関するニュースを早く知ることができます。
さらに、実績のあるスクールであれば過去の質問内容を知ることができたり、合格者のESを見て書き方の勉強をすることが可能です。
面接を上達させるには練習が必要なので、エアラインに特化した面接練習をするのに適しています。
4. エアラインスクールに通うデメリット
ここではエアラインスクールに通うデメリットを紹介します。
・お金がかかる
・スクールに通っても就職できる保証はない
・期待上のものを得られない場合もある
エアラインスクールもビジネスの一つであるため、メリットがあるからこそ成り立っています。
そのため、デメリットは少ないです。
一番大きなデメリットとしてはお金です。
エアラインスクールの学費は期間によって異なりますが、30万円〜50万円程かかります。
スクールに通ったからといって、グランドスタッフや客室乗務員になれる保証はないにも関わらず、かなり高額です。
また、エアラインスクールの講師の多くがグランドスタッフか元客室乗務員です。そのため、常に最新の情報が得られるとは限りません。
さらに、講師が少ない場合は常に同じ講師の面接練習を受けることになるため、答え方が特定の講師が好む答え方になるなど、偏りが出る場合もあります。
そのため、エアラインスクールに通うのであれば、デメリットを理解した上で注意深く選ぶ必要があります。