「空港で働きたい」「航空会社に勤めたい」でも、実は飛行機に乗ったのは修学旅行を含めた数回だけ・・・という方、飛行機にあまり乗ったことはなくても大丈夫?と思っていることも多いはずです。
今回は、そんな疑問について現役客室乗務員がお答えいたします!
・採用に搭乗回数は関係ある?
ありません!
航空会社の採用は、お客様になってもらう人を決めているわけではないので、何回JALもしくANAを利用しているのか、マイルを貯めているのかは関係ありません。
面接の時に自社の飛行機を利用したことがありますか?という質問もJALやANAでは聞いたことがありません。
また、プロフィールから今までの搭乗履歴を見るということもありません。
・幼い頃に飛行機を利用した時のエピソードを面接で言ってもいい?
大丈夫!
『幼い頃は飛行機に乗るのが怖かった』『機内で泣いてしまった』『客室乗務員の方に手紙をもらった』『グランドスタッフの方に助けてもらった』などの内容を面接で話しするのはOKです。
ただ単に、こういう体験をしました。という風に終わらせるのではなく、自分がグランドスタッフや客室乗務員になったらどうしたいか、という内容を入れて答えるのがいいです。
・JALしか乗ったことがないけど大丈夫?・ANAしか乗ったことがないけど大丈夫?
もちろん大丈夫です。
客室乗務員の仕事は、保安要員です。
JALだろうとANAだろうと、客室乗務員の内容に大差はありません。
しっかりと職務を理解して、応募していることが大切です。
募集要項に搭乗経験があるとは一切記載はありませんので、安心して受験してください。
・最後に
飛行機の搭乗経験が少なくても、客室乗務員やグランドスタッフになることは可能です!
しかし、昔の記憶や憧れだけで受験するのはやめた方がいいです。
大人になった現在の自分の目で見て、客室乗務員やグランドスタッフになりたいかを選択するべきです。実際に、体力的につらい場面やスケジュールが家族の予定と合わないということも多いです。
その為、一番大切なことは今の自分がやりたいかどうかです。
しっかりと、仕事内容を理解した上で判断してみて下さい!