結論
まず結論から伝えると、客室乗務員・グランドスタッフへの転職は、
・早い方がいい!
・入りたい会社の募集が出たら、すぐに応募するべき!
理由
*現役CA目線の個人的な意見です。
どうして転職は早い方がいいかというと、客室乗務員やグランドスタッフは前職の功績やキャリアが全く反映されないからです。
入社した時点が0だとすると、前職でどんなキャリアがあろうと0からのスタートになります。
例え、エミレーツやシンガポール航空で5年間客室乗務員として働いていても、ANAやJALに転職となれば、経験がない人と同じスタートラインに立ちます。
もちろん、経験があれば訓練やフライトはなれている為ラクではありますが、お給料も経験があるからといって高いことは決してありません。
前職での勤続年数が長くなる程、お給料と年齢のギャップを感じるかもしれません。
そのため、客室乗務員・グランドスタッフになりたいと思った時から、すぐに面接に向けて行動するべきです。
また、外資系航空会社を目指す場合、募集が出たとしても応募者があまりにも多いと数日で募集を打ち切ることもあります。
ゆっくり準備しようと思っていても、仕事も抱えているため間に合わないということが多いです。
また、新型コロナウイルスや9.11があったように航空業界はアップダウンを続けながら成長しています。そのため、いつ採用を増やして、いつ減らすのか予想が外れることもよくあります。
本気で、客室乗務員やグランドスタッフになりたいと思っているのであれば、いつ募集が出ても大丈夫なように備えるべきです。
備えるといっても、語学力を向上させたり、ビジネスマナーを身に付けるなどプラスαで十分間に合います。
注意すべき点としては、どんな航空会社でも英語力は必ずチェックされるので、英語が重視されていない職場で働く場合はTOEICは1年に1回受けるようにするなど、気をつけておくと良いです。
今後の既卒採用の見通し
コロナ前の日本の航空会社は、2020年の東京オリンピックに向けて採用人数を通年よりも増やしていました。
しかし、新型コロナウイルスの発生によりお客様の人数は激減し、新卒、既卒採用がストップしてしまいました。
航空会社はコロナが落ち着き、旅行や出張ができるようになると、現在の航空会社社員だけでは足りなくなると予想されています。
そのため、少しずつ採用は増えていくはずです。
パイロット不足が問題とされていたように、客室乗務員やグランドスタッフも定年退職する人が毎年います。
その分を会社は予測を立てて補っていかなければなりません。
特に、コロナ禍で妊休に入るCAやGSは増えています。また、早期退職をした社員もいます。
コロナになって、採用がないから働きたいと思っていた職を諦めようとしている方、諦めるのはまだ早いです!
まだ感染が落ち着いていない状況の中でも、JALやエミレーツ、ピーチと続々と採用が再開しています(新卒も含む)。
ANAも第3ブランドの新設を発表している為、コロナ終息後には以前よりもっと航空業界は盛り上がっていくはずです。
いつでも受けられる準備をして、募集が出たら、とりあえず応募してください。
航空会社で客室乗務員・グランドスタッフとして働くかどうかは合格してから決めればいいのです!
航空会社は、一度面接に来たのに入社しなかったから、2回目は書類で落とす、というようなことはしません。
その時、欲しいと思った人材を確保しています。
早い転職をおすすめしますが、人それぞれ考え方は違いますし、ライフスタイルも異なるので自身のペースで計画するといいです。
過去にこんな記事も書いてるので、ぜひご覧ください!