本格的な就活シーズン到来!
今回は、企業面接の受け答えの鉄則を教えます。
その前に、一つだけ言っておきたい事があります。
面接の答えに正解はありません!
しかし、求められている回答はあります!
これは、どういうことかと言うと、面接で聞かれる質問には全て裏(本当に知りたいこと)があります。
そのため、答えに正解はなくても、面接官が知りたい貴方のことを伝えなければ、面接官とのコミュニケーションは上手くいきません。
そこで重要なことは、質問の意図は何なのか!を読み取る事です。
意図を読み取った上で、回答が出来れば面接官に自分の意思を大いにアピールすることができます。
しかし、いくらアピールしたとしても、文章が整っていなければ面接官は貴方が一体何を伝えたいのか、知ることができません。
しっかりと面接官に意思を伝えるには、答え方がとっても重要な要素になります。
それでは早速、面接の基本を学びましょう!
ルールはとっても簡単です!
【答え方の順番】
① 結論(結果)から答える
② ①の理由となる経験、エピソード
③ 理由のまとめ、結論を繰り返す
④ 今後どうなりたいか、①から会社でどのように貢献したいか
①〜④までの順番で答えるだけです!
この話の組み立て方を身につければ、答えにつまずくことが劇的に少なくなります。
この構成で話すメリットは、自分自身にもありますが、面接官に分かりやすい!という点もあります。
それでは早速、①〜④までの構成を例文で見てみましょう!
・例文を使って解説
(例)質問 あなたの長所は何ですか?
①結論
私の長所は、積極的に発言ができるところです。
②理由となる経験(エピソード)
留学をした際に、グループワークでクラスメイトから、意見を求められるまで何も言えない事があり、プロジェクトに興味がないと思われた経験がありました。私自身は、下調べをしたり興味を持って行動をしていたつもりでしたが、相手に伝わっていないという事がありました。
③理由のまとめ
この経験から、自分の意思を言葉にして伝える事の大切さを学びました。
④今後どうなりたいか
御社に入社する事ができましたら、チームプロジェクトなどで積極性に意見交換をし、商品制作に貢献したいです。
まとめてみると、
私の長所は、積極的に発言ができるところです。留学をした際に、グループワークでクラスメイトから、意見を求められるまで何も言えない事があり、プロジェクトに興味がないと思われた経験があります。私自身は、下調べをしたり興味を持って行動をしていたつもりでしたが、相手に伝わっていないという事がありました。この経験から、自分の意思を言葉にして伝える事の大切さを学びました。御社に入社する事ができましたら、チームプロジェクトなどで積極性に意見交換をし、商品制作に貢献したいです。
・適切な回答の長さは?
先程のまとめた文章の長さは、大体40秒ほどです。
一回の質問に対する答えは、25〜40秒程が望ましいと言えます。
これ以上長くなってしまうと、聞いている側(面接官)は飽きてしまいます。
また、話している途中に自分が何を言いたいのか分からなくなってしまった。。。という事も面接ではよくあります。
このような事態に陥ってしまうと、話にまとまりがなくなり、長くなってしまうこと多いです。
「話が長い上に、何を伝えたいのか分からない」
これは、面接官が一番嫌う答え方です。
それを避けるためにも、結論を始めに提示することで自分が今から話す内容を相手に想像させることができます。また、途中で混乱してしまっても、始めに提示した結論に向かって修正することができます。
話が長くなってきたと思った時には、早めに話を切り上げた方がいいです。
しかし、短ければいいというものでもありません。
伝えたいエピソードは必ず、盛り込んでください。
特に笑えるようなエピソードは、少し長くても大丈夫です。
・雰囲気作りも面接のうちだ!
面接で大切なことは、自分を企業に売り込むこと、アピールすることです。
しかし、それ以外にも大切なことがあります。
面接では、自分だけが認められればいいという気持ちでは上手くいきません。
何故なら、会社は組織であるからです。
組織にはいくつかのグループがあり、そのグループに属さなければなりません。
自分だけが目立っていては、組織として上手く回りません。
その為、自分の事しか考えられない人が受け入れられにくいです。
「個性を生かしながら、周りにも気を遣える」これがポイントです!
自分の個性を生かすには、良い雰囲気である事も大切です。
緊張している人ばかりのグループ面接では、緊張が他の人にも伝わり、スムーズに面接が進まないという事もあります。
雰囲気が良いグループは全員が採用されるというケースもあります。
もちろん面接官との相性も関係してきますが、雰囲気作りにも気にかけてみて下さい!
では、具体的にどんな風にすれば雰囲気が良くなるのか、紹介します。
・グループのメンバーがわかった時点で、簡単な自己紹介などをしておく。
・誰もが笑えるような楽しいエピソードを盛り込んでみる。
・誰が聞いても興味の湧くような、珍しい体験話をする。
・とにかく笑顔を意識する。
一つ目と二つ目は比較的簡単に実践できると思います。
その他、笑えるエピソードや珍しい体験談を持っている人はなかなか難しいと思いますが、実践する価値は大いにあります。
面接官を楽しませる気持ちで話をすると、良い結果に繋がることが多いです。
以上が面接の基本です。
まとめ
面接での基本の答え方をおさらいします。
①結論から答える。
②理由となるエピソードを話す。
③理由を簡潔にまとめる。
④それらを企業でそのように活かせるのかアピールをする。
これらの内容を30秒程にまとめます。
あとは、笑顔で落ち着いて伝えるだけです。
慣れればスラスラと、答えられるようになります。が、慣れるまでには努力が必要です。
何度も面接練習を繰り返して習得して下さい。
場数を踏まなければ上達しません。
上手くいかなかったと諦める前に練習してみて下さい!
私から伝えられる基礎は以上です。
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