【CAの日常】コロナ禍で仕事はどう変わった?

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CAの日常

新型コロナウイルスによって、日常が様変わり。

一年前とすっかり変わってしまった日常も、今では見慣れた光景のように感じてしまいます。

空席が目立つ国際線…
お手洗い(ラバトリー)の消毒…
マスクと手袋をしてのサービス…

そんな今までの非日常が日常になってきている航空業界について、現状をお伝えします。

・国内線の様子

国内線のお客様は、緊急事態宣言解除後から徐々に増えています。

飛行機に乗っていると、お客様から、「想像していたよりお客様の数が多い!!」「満席なの?」というような声が聞こえてきます。

確かに、満席ではありますが去年の満席とはワケが違います。

小さい飛行機だから満席なのです!

いつもなら、大型機や中型機で満席になる路線でも、小型機を使っています。

お客様の気持ちを考えると、空席が沢山ある方が感染の心配も少ないと感じると思います。

しかし、今の航空会社にそんな余裕はないのです。

連日のニュースでも紹介されているように、新卒採用が中止になったり、ボーナスがカットされたり、出向が増えたり…

少しでもコスト削減できるところは削減しなければならない状況なのです。

一方で、国内線は徐々に回復してきているのも確かです。

gotoキャンペーンで旅行に行くお客様にも沢山利用していただいています。

しかし、12月28日から全国一時停止になってしまうため、先行きもかなり厳しいです。

ビジネスマンはリモートが増えたためか、旅行者が機内では目立っているように感じます。

また、年末年始の様子も記事にできればと思っています。

・国際線の様子

国際線はというと・・・

依然としてガラガラの空席の目立つ便が多いです。

路線によっては、5割、7割くらいのお客様がいらっしゃる場合もありますが、

ビジネスクラスやファーストクラスでは、お客様より客室乗務員の数の方が多いというような場合も多々あります。

機内食やドリンクメニュー、サービス方法も以前提供していたものから変更されたものも多くあります。

海外のケータリング(機内食)がストップしていることもあり、いつもとメニューや味が少し違うなんてこともあります。

国際線に搭乗するお客様は、日本に完全に帰国される方、お仕事で一時帰国される方、ビザの関係で一時的に帰らなければならない方、乗り継ぎの方がいます。

日本へ入国する際には、新型コロナウイルスの検査が必要です。

コロナ流行直後は、14日間の隔離や交通手段をあまり考えることなく帰国する方も多くいましたが、最近ではどのように帰宅するのかまでしっかりと準備をして搭乗されています。

機内に入ってから身の回りを除菌する方もいれば、防護服を着て搭乗するお客様もいます。

客室乗務員も時間ができた時には、常に消毒をしています。

今までも、化粧室は綺麗に掃除をしていましたが、今では更に除菌をして綺麗に保っていると日々のフライトで感じます。

今までは、お客様にトイレ清掃をしていても何も思われることはありませんでしたが、最近は「こんなところまで綺麗にしてくれているんだね、安心できる」というような言葉をいただくことが増えました。

お客様も客室乗務員も意識が変化しているのだと思います。

東京オリンピックがどうなるのかはまだ分かりませんが、少しでも航空業界、日本の街が明るくなると良いなと思います。

また、【CAの日常】ブログ更新しますので、よろしくお願い致します。

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