新型コロナウイルスが蔓延し始めてから、満席の機内はほとんど見ていません。
今までは、満席が当たり前で200人くらい乗れる飛行機に150人でも余裕があるなあ、と思うくらいでしたが今では半分の100人でも多いと感じるほどです。
もちろん、今までのように満席に近いような路線もありますが、飛行機の機材を小さくしてることもありそのように感じるだけで、今までとは大きく異なる日常が続いています。
7月末からGoToトラベルが始まりましたが、新型コロナウイルス第二波の影響が大きく旅行で飛行機を利用する人は5割もいないように感じます。(私の主観では2割程度です。)
車で行ける距離での旅行や、週末を少しいいホテルで過ごすという方が多いと聞いているのでその通りだと実感しています。
利用される多くのお客さまは、リモートでは済ませられない出張や仕事で利用するビジネスマンや、家族のために移動する方が大半です。
緊急事態宣言を発表した沖縄は、夏休みとは思えないくらい静かでした。
去年は空席待ちが15人を超えて、搭乗ゲートの前やお土産売り場にも溢れる人、機内にはお土産をたくさん抱えたお客さまが大勢いましたが、今年はまるで沖縄の空港とは思えないくらい静かでした。
空席が目立つ機内、搭乗ゲートの前にもまばらな人の数、会話を遠慮した様子の家族の姿がありました。
去年との違いは他にもありました。
お子さまの一人旅が例年以上に多かったです。
両親は仕事の関係で他県へ行けないなどのこともあり、子どもだけを祖父母の家に遊びに行かせる、というケースが多くありました。
他には、ドリンクサービスで飲み物を断るお客さまが増えたことです。
今までは、2、3杯お代わりする方も多く大半の方がお飲み物を召し上がられていましたが、最近はお断りされることが多いと感じます。
みんなが感染しない、させないためにも旅行を我慢しているのになんで飛行機に乗るの?と思われる方もいるかもしれませんが、乗らなければならない状況の方もいます。
通院のために飛行機を使う方や、高齢の母親が1人で住んでいて心配だからという理由で飛行機を利用される方がいます。
飛行機を利用する理由はともかく、早く安心して飛行機に乗って出かけられるようになるといいなと願うばかりです。
以上、近況報告でした!
最後まで読んでくださりありがとうございます。