今回は時差ボケをしないためのコツと、不規則な生活での睡眠に関することをお話しします。
・CAが実践する時差ボケ対策!
そもそも、時差ボケとは何か・・・
時差ボケとは、体内時計が乱れて倦怠感や不眠になどの症状が起きることです。
主に、飛行機で5時間以上の時差があるところに行くと起こりやすいとされています。
また、日本から東(北米やハワイなど)へ行く方が時差ボケは起きやすいようです。
客室乗務員のスケジュールは、出社時間も退社時間も毎日異なるので、普通の旅行に行くような感覚とは少し違います。
時間に余裕のある人であれば、旅行の数日前から少しずつ時間を調節して過ごし、時差ボケを予防することもできますが、客室乗務員や出張の多いビジネスマンにそのような余裕はありません。
そのため、飛行機の中や目的地に到着してからできる対策を紹介します!
①機内ではできる限り睡眠を取る。
到着した後にホテルで眠れるから、と思っていても上手く眠れなかったり、逆に疲れていて眠っても疲れが取れない、ということもあります。
飛行機の中では、できる限りたくさん寝て下さい。
しかし、眠りたいからといってアルコールをたくさん摂取するのはおすすめしません。
上空は地上と比べて、2倍ほど酔いやすいです。そのため、普段の量を飲んでしまうと睡眠を妨げる原因にもなります。
お酒は少量にして、温かくすると眠りやすいです。
ビジネスクラスの毛布は、分厚く眠りやすいですが、エコノミークラスの毛布は薄いことが多く、機内の温度が低いこともあります。
普段から寒く感じている方は、客室乗務員に毛布の追加を頼んで温かくして眠るといいです。
また、枕や耳栓などの使用もおすすめです。長距離のフライトでは、大きなイビキをかいて寝ているお客さまもいます。
②目的地に到着したら、現地時間に合わせて行動する
到着した次の日から元気に活動するには、現地時間で行動することをおすすめします。
目が冴えて眠れない時は、ホテルのジムに行って少し体を動かしたり、運動することで自然と疲れてきます。
客室乗務員やパイロットは、到着してから24時間〜3日くらいで日本に帰らなくてはいけないため、現地時間ではなく日本時間で過ごすこともあります。
そうすることで、日本に帰ってからの時差ボケを防ぐことができます。
短時間の出張の方にはおすすめの方法かもしれません!
・CAが実践する睡眠法!
私は、飛行機に乗るととってもよく眠れるのですが、何故だろうと考えた時に思い当たることが一つありました。
それは、安心できる!ということです。
実際に働いているからこそわかることですが、日系の航空会社は信頼できるので安心して乗ることができます。
そのおかげか、飛行機でよく眠れます。
もしも、機内であまり眠れないなと思ったら、客室乗務員に話しかけてみるのもいいかもしれません、安心できることでよく眠れるかもしれません。
前置きが長くなりましたが、私が実践している睡眠方法を紹介します。
ベットに横になった後、全身の体の力を抜いて何も考えないようにします。
次の日の予定や、今日の出来事を考えてしまうと脳が冴えてくるので、「何も考えない、何も考えない」と唱えていると自然と眠りに入ることができます。
いくつかの本や睡眠法を見て、この方法を取り入れていますが一番早く寝付けます。
自宅のベッド以外で寝ることも多いですが、ぐっすり眠ることができます。
湯船に浸かる必要もなく、眠る寸前にできるので簡単です。
睡眠に困っている方は試してみて下さい!
またいい方法があれば、更新したいと思います。
最後まで読んで下さりありがとうございます。