残念なことに2021年度のANAグループの新卒採用が中止となりました。(パイロットと一部職種を除く)
JALも同様に中止を検討している状態です。この様子だと、中止になりそうです。
航空会社は人気な職業であり、幼い頃に憧れて就職のために努力をしてきた方も多くいます。
そんな中、新型コロナウイルスの流行でオリンピックが延期となり、飛行機を利用するお客さまが激減しました。
今の航空会社は、会社と従業員を守り、存続することで精一杯の状況です。
航空会社への就職を目指していた方には残酷ですが、もしもここで会社が立ち行かなくなってしまうと、今年だけではなく今後も就職のチャンスはなくなります。
とても残念なことではありますが、次に訪れるチャンスに向けて今できることをするしかないのです。
現状、国内線は約8割回復をしています。
国際線は、未だ9割が運休、減便している状態です。
現在会社に所属している社員だけで、国内線は十分対応できます。
そのため、国際線が回復すれば航空会社の採用活動が再開すると予測できます。
国際線が中心の航空会社では、一時的に客室乗務員を解雇しているというのも現状です。
もしかすると、今後また同じようなことが起きて自分の生活が脅かされるかもしれません。
それでも航空会社に勤めたいのか、自分の意志を確かめるきっかけにもなったと思います。
まだまだ、先が見えませんが飛行機はお客さまの足なので、安心してお客さまが移動できるようになれば、また以前のような活気が戻ると思います。
JALの赤坂社長が航空業界の回復には3年かかる、と言われているように長い目で見る必要がありそうです。
しかし、航空会社は世界中にあり、これからも航空会社で働くチャンスは必ずやってきます。
特に客室乗務員の業務は健康でなければできないので、もしも体を壊したり病気をしてしまって辞めなければならなくなった時、サービス以外のスキルをこれから数年間身につけられると思うと、プラスにも捉えることができます。
他の業界で活躍していた人は、航空会社でも活躍しています。
航空会社の採用がなかったから仕方なく…ではなく、今のベストを探して挑戦するべきです。その挑戦や努力は、次に訪れるチャンスに絶対活かされます。
今後は、オリンピックが開催されるかも未定で、大量採用があるとは考えづらいです。
過去には100名も満たない採用人数だった年があります。
しかし今後は新規路線の就航もあり、まだまだ航空網は拡大されると思います。
ここ数年の採用は、英語力を見ている傾向にあるので、今後の採用も語学力は重視されるはずです。時間のある今、スキルアップしておくといいです。
いつか皆さんと一緒にフライトができること、楽しみにしております✈︎