航空業界のエントリーシートでは、「あなたらしい写真を添付してください。また、その写真について説明してください。」という問いがある会社が毎年何社かあります。
あなたらしい写真と言われても、適切な写真が分からないという人は多いと思います。
今回は、エントリーシート(ES)に適した写真と写真選びの注意点を紹介します!
・服装はスーツor私服どちらが適してる?
時と場合によりますが、私服がいいです!
スーツで撮ってくださいという指定がない限り、私服の方がいいです。
あなたらしい写真、自分を表現している写真という指定のため、スーツを着ている写真では普段の自分は伝わりづらいです。もしも、アルバイト先がスーツ着用で、働く姿を撮影するのであればスーツでも問題ありません。
そのような場合を除き、私服がおすすめです。
その他、部活のユニフォームやアルバイトの制服もOKです。
スタイルがよくわかる写真の方がいいんじゃないの?と思って、肌の露出が多い写真を添付する方がた稀にいますが、これは不適切です。
チアリーディングやダンスのユニフォームで、ミニスカートやおへそが見えるという場合は、誰が見ても不快に思わない姿のものかという基準で選ぶと良いです。
・全身が映る写真の方がいい?
全体が写っていても、上半身だけでもどちらでも大丈夫です。
ポイントは、顔がはっきりと写っていることです。
どんな姿の写真を撮るのかによって変わってきますが、必ず顔がよく見える写真を選んでください!
最近の証明写真は、補正もされてとっても綺麗に仕上がります。時々、あまりにも補正や修正が多くて面接で同じ人物だと思えないということがあるようです。
作り上げられた証明写真ではなく、あくまで自然な姿をみたいと採用担当者は思っているため、普段の自分をアピールできる一枚を選ぶと良いです。
・室内と外、どちらがいい?
どちらでも構いません!
趣味の料理をしている写真を自宅のキッチンで撮るのもOK
部活動に取り組む姿を大学のグランドで撮るのもOK
注意するべき点は、明るさです!
外で撮影する場合、逆光にならないように注意しましょう。
また、自宅で写真を撮影する場合、あまりに背景が散らかっていると本人よりも背景に注意が行ってしまいます。初対面の人が見て恥ずかしくない写真を選びましょう。
・既存の写真ではなく、ES用に撮った写真でもいい?
正直、既存の写真でESに使用できるものはかなり少ないと思います。
既存のもので適した写真があれば良いですが、ない場合はES用に撮影するといいです。
ES用に撮ったからと言って落とされる事はないです。
実際に、当ブログの管理人(現役CA)も就活時にESのためだけに写真を撮影し、書類選考に通過しています。
既存の写真の場合、数年前のものであったり、被写体が遠くて表情がはっきりと見えないということもよくあります。
大抵の人が、ES用に撮影しています。
既存の写真を使わないのであれば、あくまでも自然な姿の写真を撮るように心がけましょう!
・プロに撮ってもらった方がいい?
家族、友人に撮ってもらった写真で十分です。
採用担当者、面接官は普段の様子を知りたいと思って質問しているのでプロに頼んで撮ってもらう必要はありません。
画質があまりにも悪いのはよくありませんが、iPhoneで撮った写真でも綺麗に写るので、カメラで撮らなくても大丈夫です。
・数人で写っている写真を使ってもいい?
ダメとは言いませんが、できれば1人で写っている写真の方がいいです。
写真をひと目見て、本人が誰か分からないような写真はできれば避けましょう。
しかし、過去に数人で写っている写真でエントリーして書類通過している方もいるので、絶対にダメというわけではありません。
どうしても複数人で写っている写真を使いたいという場合は、写真の説明をする記述で、自分がどの人物なのかしっかりと説明しておきましょう。
また、自分にだけ焦点が合っていて、誰が見ても必ず本人が分かるのであれば問題ありません。
・あなたらしい写真の例を紹介
無料素材を使用して、どんな写真がいいか解説します!
1、バレーボールに取り組む写真
顔もはっきりと写っていて、バレーボールが好き、バレーボールに取り組んでいるということが伝わるいい写真です。
2、カフェでのアルバイト写真
アルバイト先の飲食店で働く姿。目の前にお客様がいるような光景が分かります。
アルバイト先で同僚や社員の方にES用の写真を撮らせてくださいと頼んで見るのもいいと思います。
3、趣味の料理をする写真
趣味の料理をする姿。
家族に撮ってもらったり、1人暮らしであれば友人に頼むのもいいです。
・まとめ
「あなたらしい写真、自分を表現している写真」を撮る時は、顔がはっきりと分かること、あくまで自然な姿であることを意識するといいです。
迷ったときには、友人や先輩、目上の人に見てもらい自分だけで判断しないようにしましょう!