就活で使えるようなエピソードがなくて困っているという方の参考になればと思い、今回は、私が大学生の時の思い出話について語らせていただきます!
下記に書いてある私の体験談は、事実です。しかも実際にこのエピソードの一部を就活の面接で使いました。
実際にどのように使ったのかは、最後に説明するので、私の体験談を一通り読んで下さい!
大学生の時、家族で海外旅行に久しく行っていないと思い「海外旅行に行きたい」と家族にプレゼンをしました(笑)
きっと、忙しいのを理由にOKと言ってくれないだろうなと思っていましたが、快く「いいよ」と言ってくれたのです。
ただし、休日が多く取れないということだったので、近場のシンガポールへ2泊3日で行くことになりました。
ツアー旅行でお手頃なものが見つかったので、旅行会社を通して申し込みしました。
当時、リゾートホテルのマリーナベイサンズが、テレビ番組で度々取り上げられており私も憧れていたので、マリーナベイに泊まりたい!と思っていたのですが、人気過ぎて満室と言われてしまいました。
向かいのマリーナベイサンズがよく見えるホテルでも、旅行に行けるのなら贅沢を言ってはダメだ・・・と思っていました。
しかし、数日後に旅行会社から「キャンセルのお客さまが出てたのでいかがですか?」と電話があり、マリーナベイサンズへ泊まれることになりました。
旅行会社の方に相談して本当に良かったです!
念願のマリーナベイサンズは、内装もスタッフのホスピタリティもとっても良くて、また泊まりたいと思うようなホテルでした。
特に思い出に残っているサービスは、チェックアウトをした際にカウンターで「帰りの飛行機は何時の予定ですか?もし、遅いのなら空港へ向かう前にホテルでお風呂に入って行きませんか?」と言ってくださったことです。
簡単な提案ですが、その気遣いに感動しました。
私の帰りの飛行機は深夜発だったので、お言葉に甘えて帰る前にジムのお風呂を使わせてもらいました。
とっても楽しく充実した2泊3日の旅でしたが、最後の最後でトラブルが発生してしまいました。
乗る予定の飛行機が3時間ほど遅延していたのです!
乗り継ぎもなく、大学生なので時間もあり、特に3時間の遅延は私に影響がなかったのですが、時間帯が深夜ということもあり、空港はほとんどのお店が閉まってしまい、何もすることがなくなってしまいました。
シンガポール航空を利用していたのですが、遅延のお詫びに空港で使える食事券が渡されました。
また、搭乗ゲート前ではシンガポール航空に勤める日本語が話せる女性1人と2人くらいの少ないスタッフで200人くらいいる旅客に飲み物などを用意してくださいました。
日中ならば、もっと多くのスタッフがいるはずですが、深夜(最終便)ということもあり、スタッフの数も少なく、とても大変そうに見えました。
しかし、さすがワールドベスト・エアラインに輝くような航空会社だけあって、対応も早くてすごいと思いました。
また、日本語が話せる女性が1人だけで、多くの日本人旅客の対応をしていてとてもかっこよく見えました。
航空業界を目指していた私にとっては、いい体験となりました。
ここまでが、私の体験談です。
普通の旅行の話でしたが、面接で使える部分がたくさんあります。
例えば、「旅行会社の方が、マリーナベイサンズに空室ができたことを連絡してくれた」
お客さまの心情を読み取って、最善を尽くしてくれたことで希望のホテルに泊まることができたのです。もう、別のホテルが決まっていたわけですから、変更するという事は手間が掛かります。
それでも、お客さまの希望に添える最善策を考えてくれた。
立派なエピソードとして使えますよね?
他には、「マリーナベイサンズでチェックアウトをした時のスタッフの心遣い」
シンガポールは蒸し暑いですし、最後まで気分よく日本に帰れるようにという気持ちと行動をエピソードとして使うことができます。
私はよく、このエピソードを「感動したサービスを教えてください」「おもてなしとはなんですか?」という質問の時に話していました。
「飛行機の遅延」もエピソードとして使えます。
スタッフの対応力を見て学んだことや、お客さまの心情を身をもって体験できたことで、私ならどんなサービスができるのか考えることができますよね。
このような、日常生活や思い出からも簡単に就活で使えるエピソードは作ることができます。
もちろん、就活向きではないエピソードや言い回しには気を付けてください!
面接は、面接官との会話をする場です。
一方的な話ではなく相手と楽しく会話することを心がけるといいです。頑張ってください!