現在、私は日系の航空会社で客室乗務員をしております。
今回は、私が受けた航空会社の面接体験談について語ります。
就活の時は客室乗務職を第一志望と考えて、グランドスタッフや一般職、IT系など幅広く企業を受けていました。
無事に、大手航空会社から内定をもらい、客室乗務員として働いているわけです。
就活時、航空会社はグループ会社を含め、10社くらいエントリーシート(ES)を出しました。
JAL・ANAしか受けたくないという人も周りにはいましたが、客室乗務員になるというチャンスを増やすために、受けられる会社全てを受けようとESを提出しました。
幸運なことに、エアライン系のESは一社を除き全て通過しました。
結果、早く決まった航空会社に入社をしたのですが、一つだけ忘れられない面接があるので、皆さんに聞いていただきたいです。
皆さんは、航空会社の面接はどのようなイメージを持っていますか?
「圧迫面接」「笑いのある面接」「堅苦しい面接」など、色々なイメージがあると思います。
実際は、8割くらい雰囲気のいい面接でした。
しかし、大手航空会社の面接で一度だけ、超圧迫面接がありました。
私の就活で、一番忘れられない嫌な思い出です。
2次面接で、入室した瞬間から嫌な気がしましたが、見事その予想が的中しました。
日時は、早朝1回目を選びました。学生3人に対して面接官2人で、男性と女性の面接官が一人ずつです。
初めの方から、面接官が怖いなという印象がありましたが、質問を受ける度に、面接官の表情もつまらなさそうな、暗い顔へ変わって行きました。
「おもてなしについてどのように考えていますか?」
「苦手なことはなんですか?どのように改善しますか?」
このようなよく聞かれるような質問が多かったですが、学生の答えに対して男性面接官は「それは違いますよね」と否定をしていました。
この瞬間から一気に空気が重くなりました。
答えに正解はないはずです。それに、学生も変わった答えをしていたわけではありません。
それなのに、面接官はその答えには納得できないという表情のまま面接は続きました。
女性面接官も、早朝で寝起きなのかなというくらいダルそうで、椅子にもたれかかって首をずっと斜めに傾けたまま話を聞いていました。
一言でいうと、お通夜のような面接でした。
別の部屋も同じような面接なのかなと思い、面接を終えた方に聞いてみると、とても雰囲気だと言っていたので、私の面接官はハズレだったのかと思ってしまいました。
案の定、この2次試験は落ちました。
一生忘れられないような、暗い圧迫感のある面接でした。
先輩方が、就活は出会いだよと言っていることがよく分かりました。
この会社以外の面接は、雰囲気もよく和気あいあいとした面接でしたので、これから航空会社を受ける方も委縮することなく受けに行ってきて下さい!
様々な航空会社で、受験者に話を聞いたところ、グループによっては圧迫面接のところもあったようです。
面接官も人間なので、人当たりのいい人もいれば悪い人もいます。
どんな相手でも、自分の想いを伝えられるように準備しておくべきです。
私は、つまらなさそうな顔の面接官に委縮してしまい、100%の力を出し切ることができませんでした。
こんな経験もありましたが、今の会社に縁があったのだと思います。
きっと、就活でいい事も悪いことも経験をすると思いますがマイナスになることはきっとないはずです。
他にも、沢山の企業を受けたので次回も就活体験談書こうと思います。
今回も最後まで読んでくださりありがとうございます。