・身長が低くても客室乗務員になれる？
なれます！！
実際に、150cm前半の身長で客室乗務員をされている方は少なからずいます。
背が低いからCAは無理だと思い込んで挑戦すらしない人が多いので、小柄な方の人数は多くありません。
また、身長が低いことで困ることもある為やはり高身長な人が多いです。
ただし、諦める必要はありません！！
客室乗務員になりたいという気持ちが少しでもあるのなら、挑戦するべきです。
・客室乗務員に身長制限はある？
日系の航空会社にはありません。
外資系航空会社では身長158cm以上でなければ、受けられないということもあります。
身長に関する記載は、募集要項に書いてあるので、受ける前に受験資格があるのかを確認するといいです。
日本の航空会社の場合は、身長制限はありません。身長を気にすることなく受験可能です。
外資の場合は、身長制限だけでなく、アームリーチを測ることも多くあります。
身長が低くても腕が長く、規定の高さまで届けばOKという場合もあります。
・身長が低いと困ること
物入れが閉められない！
飛行機は座席の上に、物入れがあります。安全上、物入れは閉めなければいけません。
背が低いと物入れを閉めるのにとっても苦労します。
特に天井の高い機材の場合、165cmくらいの人でもギリギリの高さです。
さらに、重い荷物が中には入っている時も多く、とても負担になってしまうことがあります。
物入れを閉める動作は、腰の負担にもなる為、無理に閉めようとして腰を怪我した人もいます。
また、ギャレー（作業スペース）には上まで収納があります。
必要なものを取り出す時にも踏み台を用意しなければいけないということもあります。
・小柄な人におすすめの航空会社
高いところでの作業に困ることが多いとお伝えしましたが、解決策があります。
小型機、中型機中心の航空会社を選ぶ！
例えば、スカイマーク、スターフライヤー、ソラシドエア、エアドゥ、J-Air、JTA、ANA WINGS、FDAなどがあります。
小型機・中型機は、大型機と比べ天井が低く、物入れも簡単に閉められます。
また、収納の位置も高くありません。
逆に、背の高い人が小型機に乗ると、頭をモニターや物入れにぶつけてしまうくらいです(笑)
JAL・ANAは大型機を多く所有している為、体の負担を考えて長く働くには小型機・中型機の飛行機で働くことをお勧めします。
独立系の航空会社も、国際線のチャーター機や定期便を飛ばし始めているので国際線の乗務も考えられます。
・面接での注意点
面接で身長のせいで落とされるのではないかと思われる方も多いと思います。
日系の場合は、身長で落とされるよりも中身で落とされることの方が多いです。
しかし、少しでも身長が高く見えるような工夫はした方がいいです。
隣に身長170cmの方が並んでしまうと、とても小さく見えてしまうので少しでも背が高く見えるようにしましょう。
１、 椅子に深く腰掛けない。椅子の座面の半分より前に座る。
２、 座った時に少し足を前に出す。
３、 ヒールは５cm〜７cm
この３つを気をつけるだけで、背が高く見えます。
鏡の前で座った時に、一番背が高く綺麗に見える座り方を練習するといいです。
足を半歩くらい前に揃えて出すだけで、脚が長く見え、自然と背が高く見えるのでお勧めです。
・まとめ
身長が低いことを理由に、客室乗務員を諦める必要はありません。
身長が低い方も多く活躍しています。ちなみに、155cmくらいの方はJAL・ANAのCAにもいます。
自分の働きやすい環境を見つけ、しっかりと面接対策を行えば客室乗務員として働けます。
