【客室乗務員】エントリーシートの書き方・ポイント

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客室乗務員

200〜400文字で、どうやって相手に自分の意志を伝えられるかがエントリーシート(ES)では求められています。

・ポイント1 客室乗務員は保安要員

客室乗務職のESを書く際に多くの人が忘れがちなのが、

CAは保安要員

ということです。

今までCAを目指す人のESを添削してきましたが、保安要員<サービスと見受けられるESがたくさんありました。

今までのブログで、客室乗務員には3つの要素があるとお伝えしました。

・保安要員
・サービス要員
・マーケティング要員

この中でも一番重要なのが、保安要員です。

客室乗務員を志望している方は、お客さま目線で客室乗務員を見ている為、サービスに目が行きがちですが、安全が最優先ということをしっかり覚えていてください。

Q例えば、顔の赤いお客さまが搭乗された時、貴方がCAならどのような行動をとりますか?

「機内が暑い」「風邪を引いていて熱がある」「お酒を飲んでいるかもしれない」

このようなことが考えられると思います。

「機内が暑い」と感じられている方には、おしぼりを渡すなどのサービスができます。

「風邪を引いて熱がある」「お酒を飲んでいる」場合は保安要員として、しっかりと状況を把握しなければいけません。

軽い体調不良が気圧の関係で、急激に悪化する場合もあります。
酔っていて、判断能力が低下し、ベルト着用サイン点灯中にお手洗いに行こうとするかもしれません。

このような色々な最悪のシチュエーションを想像、先読みすることで未然に防ぐことが保安要員として求められています。

その他にも、保安要員としてするべきことは沢山あります。

サービスに関することだけをESに書いていると、客室乗務員の任務を理解していないと思われてしまう可能性があります。

客室乗務員という仕事を理解した上で、志望する企業でどのような貢献ができるのか具体的に書く必要があります。

・ポイント2 どうして貴社を志望するのか?

JALの志望動機が、そのままANAでも使えるような内容になっていませんか?

どうしてJALのCAなのか、どうしてANAのCAなのか、書かなければ書類通過は厳しいです。

JALにあってANAにない部分。ANAにあってJALにない部分を考えてみてください。

JAL・・・の客室乗務員として、会社に貢献できること。

ANA・・・の客室乗務員としてお客さまに提供できることを考えるといいです。

ESを添削してもらった時に、「どうしてJALを志望しているのかわからない。これならANAでもいいよね?」と言われないようなESを作成しましょう。

書き初めは、誰かのESを参考にしてもいいと思います。書き方さえ分かれば、自分の言葉でオリジナリティのあるESを作れるようになるはずです。

・ポイント3 結果ではなく過程が重要!

結果ではなく、結果までの過程が重要!

具体的に、分かりやすく

例)最近嬉しかったことを教えてください。

×チアリーディング部の主将をしていて、全国大会を目標に日々練習に取り組み、その結果全国大会に出場ができたことです。

チアリーディングの全国大会に出場できたことです。主将を務め、チームの気持ちを一つにするために練習中に一人ひとりに声をかけたり、練習風景を撮影し、効率性をUPさせる努力をしました。

どちらの文が、情景が浮かびますか?

聞き手・読み手がイメージできるような文章作りを心がけると、良いESが書けるようになります。

×お客さまだけでなく、仲間からも信頼される客室乗務員になりたい

観察力と積極性を活かし、お客さまだけでなく仲間からも信頼される客室乗務員になりたい

下の文章では、観察力や積極的な部分が強みだと感じられると思います。

自分の強みを上手く文章に取り入れると、オリジナリティも出てきます。

・まとめ

ポイント1 
客室乗務員の最大の役割は保安要員であることを前提に考えましょう。

ポイント2 
どうして他の会社ではなく貴社を志望しているのか、使い回しのできる文章はいりません。

ポイント3
結果までの具体的な過程(努力)を読み手・聞き手が想像できるような文を作る。

これら、3つを意識してESを作ると確実によくなります。

客室乗務員の仕事に関しては、こちらの記事もおすすめです。

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特に、ポイント2に関しては、企業研究の量が左右するのでここでつまずく人は、企業研究の仕方を見直すべきです。

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