【CAの日常】空の上でサプライズ

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CAの日常

客室乗務員になって、よかったと一番思えた瞬間は、

「今日担当してくれるCAがあなたでよかった。ありがとう。また、あなたの乗る飛行機に乗りたい」と言われた時です。

正直、何か特別なことをしたわけではありませんが、お客さまが心地よいと感じてもらえたことが嬉しかったです。

今日は、私がお客さまに行った機内でのサプライズをブログにします。

ハワイ・ホノルルから東京へ向かう飛行機で、ビジネスクラスを担当していました。

食事のサービス中に、一人のお客さま(女性)から、

「離れた席に義理の父と母が座っており、明日が二人の結婚記念日なので、お祝いをお願いできませんか?」

と依頼がありました。

私は、今までに何度も機内でサプライズを行ってきたので、快く「かしこまりました。到着前の時間がある時に用意させていただきます」と言い、空いた時間でサプライズの用意をしました。

お祝いのメッセージを書いたポストカードを用意したり、デコレーションプレートをワクワクしながら作りました。

依頼主の女性客の方と一緒にお祝いをしたいと思ったので、「用意ができましたら、お声がけしますので、一緒にサプライズに行きましょう」と、伝えに行きました。

ここでふと、搭乗中に、女性客が周りに苗字の違うお連れさまとお話をされたことを思い出しました。

もしかすると、他にも家族が乗っているのではないかと情報を調べると、予想通りエコノミークラスにもお連れさまがいました。

私は、依頼をしてきた女性の結婚式がハワイであったのではないかということに、気付くことができました!

女性に確認をすると、隣に座っている夫とハワイでの挙式、ハネムーンの帰りだということを聞くことができました。

そうとなれば、依頼された女性へもサプライズを用意するため、急いでメッセージカードとでコレーションプレートを用意。

着陸前のサービスが終わり、新婚夫婦を呼んで義理の父と母へのサプライズをし、その間に女性の席をデコレーション。

今度は、新婚夫婦のサプライズに成功しました!!

写真を撮って、素敵な思い出を作っていただくことができました。

ホノルル路線は、ハネムーンのお客さまも多く、サプライズをすることは多いですが

まさか、ダブルでサプライズをするなんて思ってもいませんでしたが、成功して何よりです。

お客さまの様子をしっかりと見て、適切な対応をすることが安全面でもサービス面でもいかに大切か実感できるフライトでした。

ストレスが溜まる日も多いフライトも、お客さまに喜んでもらえると頑張れます!

今後も、実際にあった空の上での出来事をブログで紹介していきたいと思います。

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