就活生で、行きたい会社しか受けないという学生はほんの一部しかいないと思います。
いくつかの気になる会社を受けて、内定をもらえた会社の中から選ぶということが多いです。
業界を絞って受けている人も多いと思います。特に航空業界で働きたいという人は、いくつものグループ会社を受ける人もいます。
そんなことは面接官も分かっていますが、それでも「弊社が第一志望ですか?」と聞かれることがあります。
実際に、私も航空会社の第一志望(客室乗務職)とは違うグループ会社で、「第一志望はどちらです?」「客室乗務員とかは志望していない?」と聞かれました。
正直、焦りましたし、正直に答えるか、嘘をついて御社が第一志望というべきか悩みました。
面接の結果は、グループ会社からの内定も頂くことができました。
それでは、どんな風に面接を切り抜けたのか。
「第一志望は?」と聞かれた時の答え方をお伝えします!
まずは、絶対に言ってはいけない答え方・・・
NG「第一志望は、別の〇〇会社です」
NG「御社は第二志望です」
NG「魅力的ですが、第一志望ではありません」
自分が面接官になったつもりで考えてみてください。
「第一志望ではありません」と言っている学生に内定を出したいとは思えないですよね。
となると、いい答え方は?
OK「御社が第一志望です」
少しくらい、自分の気持ちに嘘をついても大丈夫です。
ちなみに、私がグループ会社で言った答えは
「まだ、決めかねています。(御社も客室乗務職も)どちらも魅力的な仕事のため、内定を頂くことができましたら、よく考えて答えを出したいです」
このように答えました。正直、これで良かったのかは分かりませんが、結果として内定を頂くことができました。
もちろん、状況にもよると思います。
私の場合は、面接自体がとても和やかで、笑いのある雰囲気だったため、この面接官なら正直に答えても受け入れてくれると思い、そのままの気持ちを伝えました。
しかし、これが雰囲気の悪い面接だとしたら、「御社が第一志望です」と即答していたと思います。
基本的には、「御社が第一志望」というべきです。
NGの答えを言うことは、料理番組でシェフに「美味しくない」と言うのと同じです。
お世辞でも「美味しい」と言うのが普通だと思いませんか?
それと同じだと思えば、自分の気持ちに少し嘘をついても、相手に失礼にならない配慮と思えば気が楽になると思います。
「第一志望は?」と聞かれたら、志望動機を伝えるチャンス到来と思って、準備してきた志望動機を伝えるといいでしょう。
よく、グランドスタッフの面接では「客室乗務員は受けないの?」と聞かれることがありますが、これも、「グランドスタッフが第一志望です」と答えれば問題ありません。
グループ会社だから、情報がばれてるんじゃないかと心配になることもあるかもしれませんが、数千人の情報を細かく共有する余裕はないはずです。
どうしても正直に言いたくなった時には、「航空業界を知る為に応募しました」というくらいにしておきましょう。
また、客室乗務員の面接では、JALで「ANAは受けている?」ANAで「JALは受けていますか?」と他社の選考状況について聞かれることがありますが、これも上記と同様に、「第一志望は御社です」と答えればいいです。
どちらに入社するかは、内定をもらってから心に余裕を持って決めればいいので、確実に内定をもらえるような回答を心がけましょう。
後から言わなければ良かったと思うような回答はしないことです!
第一志望と言ったから、入社しなければいけないという決まりはないので、安心してして下さい。
私は、航空会社と一般企業の2社に第一志望と言い、結局はその2社を辞退していますが、特に問題ありませんでした!
皆さんの就活が上手くいくこと、応援しています。