ESを書く前に知っておくべき、客室乗務員の業務!

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客室乗務員

エントリーシート(ES)で頭を抱えている人、多いと思います。

添削をしてもらったけれど、「エピソードが弱い」「何を伝えたいのか分からない」「質問の答えになっていない」などと言われたことのある人も多いのではないでしょうか。

その理由は、明確です。

企業分析と自己分析がしっかりとできていないからです。

企業研究をやった気になっていませんか?

自己分析は、自分のことだからと分かった気になっていませんか?

思い込んだままにしていると、面接官(他人)に上手く意志を伝えるのは難しいです。

実際にこれまで、何人もの就活生の面接練習を行なってきましたが、企業研究や自己分析ができている学生の言葉には説得力もあり、採用したいという気持ちになります。

しかし、自分のことを上手く表現できなかったり、誰でも言えるような言葉しか出てこない学生を見ると、記念受験なのかな?と思ってしまうことがあります。

面接の前にはESを通過させなければいけません。

ES・面接共に、企業研究・自己分析は重要です。
貴社で働きたいという気持ちを伝えるために、志望する企業について知りましょう。

企業研究が大切ということは、理解していただけたと思いますが、私が今までに会ってきた学生の中には、客室乗務員の仕事内容やどんな風にお客さまに接しているのか知らないということが多くあったので、具体的に仕事について紹介したいと思います。

本題はここからです!

企業研究は、企業について知ることですが、客室乗務員の仕事に関してはJALもANAも、その他の航空会社もほとんど変わらないです。

「保安要員」「サービス要員」であることに変わりありません。

一番重要な責務を知らずして企業研究をしていても、いいエピソードは作れないです!

それでは、客室乗務員の職務を紹介します。

客室乗務員は、航空会社で働く社員の中で、一番お客さまと長い時間を共にします。

その為、利用している会社(ブランド)を好きになり、リピートするきっかけになるのも客室乗務員の対応が決め手となることが多いです。

もちろん、ハード面(座席の座り心地)なども関係してくると思いますが、無愛想な客室乗務員のいる機内は居心地が悪いですよね。

全てのお客さまにとって快適と感じていただける空間を作るのも客室乗務員の仕事です。

例えば、シンガポール路線には出張で利用しているサラリーマンや、家族旅行で利用されるお客さまが機内には混在しています。

ビジネスで利用される方は、機内で仕事をしたり、現地ですぐに仕事ができるように睡眠を取られる方も多いです。

しかし、その隣には小さいお子様を連れられているご家族もいます。

この状況でどんなことが想像できますか?

小さいお子様が泣き出してしまうかもしれません。その泣き声がうるさくて眠れないとクレームがあるかもしれません。

そうなってしまうと、お子様のご両親も座席に居づらいですよね。

そんな時、客室乗務員はどんなことができると思いますか?

実際に上記のような状況が起きることはよくあります。クレームにまで至るはあまりありませんが、嫌な顔をされる方は多いです。

クレームを言われた方や、嫌な顔をされているお客さまには、耳栓を渡したり、座席の移動ができる場合には静かな席に移っていただき、できる限りの配慮をします。

せっかく高いお金を払って利用していただいているので、できる限りの努力はしますが、お子様が泣くのは当然のことです。

大人と違って、気圧で耳が痛くなった理、不安な気持ちになることは仕方がないことです。

お子様を連れている、ご両親への配慮も忘れてはいけません。座席より広いギャレーであやしてもらったり、飲み物を渡したり、おもちゃを使って泣き止んでもらったりと色々な努力をします。

お客さまの様々なニーズを読み取り、行動できることが客室乗務員には求められています。

次に、保安要員としての例をご紹介します。

お客さまを安全に目的地まで運ぶことが、航空会社の責任の一つです。パイロットもお客さまの命を預かる重要な仕事ですが、実際にお客さまと接することはありません。

お客さまが安全な状態であることを確かめられるのは客室乗務員しかいません。

もしも、着陸寸前にお客さまがお手洗いに入ってしまったら、その後どんなことが予想できるでしょうか?

着陸の衝撃で、怪我をしてしまうかもしてませんよね。その為、ベルト着用サインが点灯中にお客さまがお手洗いに入ってしまったことを、機長に報告する必要があります。

もちろん、コックピットでは着陸に向けて準備が進められているので、報告に関しては状況にもよりますが、お客さまの安全を最優先に考えなければなりません。

客室乗務員は、臨機応変な判断力や対応力が求められる仕事です。
また、個人ではなく、チームで働く仕事ということを常に忘れてはいけません。

チームの中で、どんな役割を果たせるのか、ぞんな存在でありたいのか想像してみるといいと思います。

これらのエピソードを聞いて、少しでも具体的に客室乗務員の仕事を理解、想像してもらえたと思います。

ES・面接では、実際に客室乗務員になったらどんなことが自分にできるのか、どんな客室乗務員になりたいのか具体的に伝えられなければ、面接官には響かないです。

面接官にしっかりアピールできるように、企業研究・自己分析に取り組んでください。

もっと知りたいという声があれば、具体的な仕事内容についてまたブログで書きたいと思います!

今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

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