一般的な就活の流れは、書類選考→面接という場合が多いです。
その為、いくら面接練習をしても書類が通過しなければ始まらないのです!
大手で、学生から人気な会社の場合は書類の全てを見られているのかは定かではありませんが、面接の前に担当者は必ず書類(ES)に目を通しています。
しっかりと内容のあるESを書いておかなければならない事は確かです。
そのためには、企業研究が必要不可欠です。
今回は、企業研究を何から始めればいいのか分からない人向けに、一般的に知っておくべきことを紹介します。
企業理念
これは受ける会社であれば、絶対に知っておきましょう。暗記まではしなくてもいいですが、どのような内容かという事くらいは抑えておきましょう。
会社の目指していることが書かれています。その会社全体の目標に向かって社員も働いており、志願するという事は、その会社の一員になろうとしているということです。
必ず一度はHPなどで読んで理解しておいて下さいね。
求める人材
募集要項を読めば大体どんな人材を求めているか分かります。
TOEICと書いてある場合は、英語力が求められていることがわかると思います。
また、〇〇の資格があれば尚よし、などの記載があれば、今後資格を取る必要があることが伺えます。
企業理念や会社の事業から、どのような人材を企業が求めているのかを読み解くことで、自分の強みを適切にアピールすることができます。
強みは一つではないの思うので、企業が求める人材・能力に一番合う強みを探すといいです。
キャリアステップ
採用ページなどをみると、キャリアステップに関することが書かれていることが多くあると思います。
企業へ入ることが就活の目的になっていることが多いですが、入ってからの方が人生長いです(笑)
自身がどのようなキャリアステップを歩むのか、入社前に知り、想像をすることも大切です。
面接でもよく聞かれる内容の一つです。1年後、5年後にどのような社員になり、どんな仕事や役割をしているのか(想像で)説明できないという事は、企業研究ができていないという事です。
福利厚生などの制度
会社は常に働きやすい環境作りに力を入れています。
応募する企業の良い制度は是非覚えておきましょう。育児休暇やその他の福利厚生制度も理解しておく事で、企業についてよく理解できます。
例えば、資格試験の補助制度がある会社の場合、これから取りたい資格などをアピールすることもできます。
事業内容
事業に関して関心があるからこそ、志望していると思いますが、関心のある事業以外にも多くの事業を行っているということがたくさんあります。
例えば、航空会社の場合は飛行機に乗るお客さまを現地まで届けるという業務だけではなく、貨物を運ぶのも事業の一つなのです。
気になった目先のことだけを調べるのではなく、会社全体が社会においてどのような働きをしているのかということを知りましょう。
競合他社と比較
初めは、競合他社はどのような会社があるのかということを知るだけで十分です。
しかし、最終面接に近づくにつれて、他社との比較も聞かれることが増えてきます。
業界を絞って就職活動をすると、他社との比較をしながら企業研究ができるので負担を少なくできますが、そうでない場合も、競合他社は調べておきましょう。
まとめ
簡単に説明をしてきましたが、抑えておくべきポイントは6つです。
・企業理念
・求める人材
・キャリアステップ
・福利厚生などの制度
・事業内容
・競合他社との比較
これらを理解しておけば、会社全体を理解することができます。
その後は、気になった細かい部分を調べたりすると自分の知識となり、強みになります。
HPや就活サイト、OB・OG訪問、株主向けのページ、プレスリリース、本、雑誌、新聞、ニュース、説明会などを通じて自分の力で調べましょう。
時間をかけて調べることが会社へのアピールに繋がることは間違いありません!
納得して就職活動が終えられるように、頑張って下さい!