ジェットスターと日系航空会社の比較

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客室乗務員

前回のブログではお客さま目線でLCCジェットスターをレポートしました。

LCCジェットスターでケアンズ旅行
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今回は、客室乗務員目線でいいと思ったところとよくない部分を正直に語ろうと思います!

搭乗から✈︎

飛行機のドア両サイドでCAがチケットを確認と歓迎をします。ここまではいいのですが、入ってからCAの誰一人と目が合いません。

全員が、お客さまのオーダー表をチェックしたり、iPadをみたり、カートの準備をしたりしています。

前便の到着から次便までの間が短いせいか全く準備がされていないということが目に見えました。

忙しくて当たり前ですが、どんなお客さまがいて不審な人がいない事の確認をドアの2人に任すのは少し不安があります。

離陸前のチェック✈︎

日系の航空会社は安全に関する部分でとても徹底されています。

頭上の物入れから何かはみ出したまま閉められているのを見たことはありません。

ですが、ジェットスターでは何かはみ出ているまま閉められていて、それを直す様子もありませんでした。

また、お客さまのシートベルトが締められていないのを見逃しているところも見つけてしまいました。。。

ですが、離陸と着陸の前にはしっかりとアナウンスとチャイム音が聞こえたのでお客さまにとってもCAにとっても分かりやすくていいと思いました。

離陸前、離陸中には完全にお手洗いの鍵を閉めて誰も使えない状態になっていたので、お客さまがお手洗いに立つという心配がなくて良いと思いました!

サービス✈︎

とにかくサービスはゆっくりです。

CAにとっては気持ちに焦りがなくて、いいなと思いました。

さらに、お食事も全員が食べるわけではないので「早くしてくれ」というクレームも少ないのではないかと思いました。

全員に食事を配る手間はありませんが、事前に注文されている食事を間違いなく配るのは大変な作業だと思います。

さらに、その場で注文をする方も大勢いるので、注文ごとに会計をするという手間があります。

座席を見て名前を呼ばなければならないので、日本人の名前は簡単ですが、外国籍の方の名前を読むのはなかなか大変そうに見えました。

カートは普段私が押しているものよりとっても軽そうだったので体の負担が少なくていいと思いました。

ゴミの回収の時には手袋をしっかりしていて、衛生面も守られていて気兼ねなく回収できるので楽そうでした。

アナウンス✈︎

お世辞にも上手とは言えないアナウンスでしたね…

私が聞いたのは日本人チーフのアナウンスでしたが、英語も日本語も聞きづらい…そんな印象を受けました。

アナウンスはお客さまに必要な情報を提供する手段でもある為、聞き取りやすくアピール性が必要だと私自身感じています。

その為、もう少ししっかりと教育をしたらいいのにと思いました。

その他✈︎

7時間の短いフライトでもCAの休憩時間があるようなので、激務という印象は受けませんでた。

実際に働かれている方がどのようなシフトで働いているのかは分かりませんが、今後情報をゲットできればシェアしたいです。

LCCという事もあり、乗りなれていない学生や家族連れが多かったです。 

LCCの客室乗務員になろうと思って志望動機を考える方は、乗り慣れないお客さまへどんな声かけができるかなど考えると良いと思います!

日系と違い、様々な国籍のクルーと多国籍のお客さまを迎える為、グローバルな環境で仕事ができる点は良いと感じました。
私の聞いている限り、英語が下手なクルーも多かったので英語にそんなに自信がなくてもチャレンジするべき会社だと思います。

男性客室乗務員も多く、働く環境は整って見えました。

以上、日系客室乗務員によるジェットスター 比較でした!

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