航空会社の飲酒問題に関して

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客室乗務員

残念なことにまた飲酒による、乗務員交代、飛行機の遅延が起きてしまいましたね。。。

どうしてこんなにも飲酒による問題が発生しているのでしょうか。

お客さまの立場からすると、「安心して飛行機に乗れない」「信頼していたのに裏切られた」「どうして飲酒してしまうのか」などの航空会社・運行乗務員に対する不安や怒りが湧き上げてくると思います。

客室乗務員である私も、「どうしてルールが守れないのか」「飲酒した本人以上に、会社や同僚が被害を受けることを想像できなかったのか」という怒りを通り越して、呆れた思いです

そんなにお酒が好きなの?と思われる方もいると思います。私が感じる限りでは、お酒好きなパイロット・客室乗務員が多いです。

もちろん、全員ではありません!

しかし、私が入社してから感じたことは、お酒が苦手という人に無理に飲ませることは一切見たことがありませんが、お酒好きの人が多く、飲む量も多いという印象でした。

そして、皆さんお酒に強いです。

やはり、色々とストレスが溜まる仕事ではあるので、お酒を飲んで嫌なことを忘れたい。いい眠りに着きたいという気持ちはとても分かります。

でも、ルールがあるのだから従わなければなりませんよね。ましてや、他人の命を預かる仕事です

今まで、公になった事案は、ANAの社員が機内で酒に酔ってお客さまに怪我をさせたことや、JALがロンドン・ヒースロー空港で飲酒により、警察当局に拘束されたことなどが、2018にありました。

それ以降も、度重なり飲酒問題を航空会社が起こしています。

バスやタクシー、電車とは違い、飛行機は出発する場所と乗務員が日々異なります。

その為、羽田や成田には乗員が多くいますが、地方空港の場合代わりの乗員がいないことの方が多いです。

その為、一人でも欠員が出てしまうと取り返しのつかない事態になることが多いです。

因みに、日本の航空会社のアルコール基準はアメリカなどに比べて厳しいです。

体質の違いもあるかとは思いますが、自分で選んで会社に入った訳ですし、ルールを守るべきだと私は思っています。

航空会社に興味のある方、きっと残念に思われたと思います。もしかすると、就職活動中の面接で飲酒に関する話題が出るかもしれません。

どんなふうに受け止めたか、どうすれば改善されるのか、聞かれるかもしれませんね。。。

今後このようなニュースがないことを願います。

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