客室乗務員が気をつけていること

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客室乗務員

今日お伝えするのは、「客室乗務員が普段から気をつけていること」です!

客室乗務員を目指している、学生・社会人の方に参考にしていただきたい内容です。

CAを目指しているという方から、「CAとして気をつけていることはありますか?」という質問を受けますが、普段何気なくしていることが多いので、とっさに答えられない事が多いです。

今日は、普段の自分を振り返り、どんなことに気を付けているかご紹介します。

客室乗務員に転職希望の方にとっては、普段仕事をする上で気をつけている事と変わらないと思われるかもしれませんが、それは既に身についている強みと思ってご覧いただければと思います。

健康管理

仕事をする上で一番大事なことは健康管理です。

客室乗務員の場合、少し喉が痛いなというくらいの軽い風邪でも大ごとになることがあります。

喉が痛いだけで地上で耳は詰まっていないから大丈夫と思っていても、上空で中耳炎になってしまうことがよく起きます。

そうなると、3便乗務予定の場合、途中で交代することとなり飛行機を遅延させてしまう恐れがあります。

また、ステイ先で体調不良になると代わりに飛んでもらうクルーを別の飛行機で送り込むという事態が発生します。

風邪やインフルエンザなどはウィルス感染で正直、仕方のないことだと思います。しかし、予防をすることはできます。

CAは、常に万全な状態でフライトに臨めるように準備をしています。

時々ですが、面接の当日に熱が出てしまったという方もいるようです。緊張や疲労から体調不良になりやすいと思いますが、そんな時こそ社会人として自己管理の意識を持って、自分をコントロールしながら転職・就職活動を頑張って下さい!

言葉遣い

客室乗務員=丁寧な言葉遣いというイメージがありませんか?

接客業だからこそ、正しい言葉遣いができて当たり前だと思いますが、世の中には間違った言葉遣いをされている方が多くいます。

私も、恥ずかしながら間違った言葉遣いをしている時があると思います。。。

その為、言葉遣いで気になった時にはすぐに調べるように心がけています。

客室乗務員として働く際には、必ず訓練中に言葉遣いに関して学ぶ機会が設けられています。

また、サービス訓練時にも間違った言葉遣いをしているとインストラクターから注意され、フライト中には自然と正しい言葉遣いができるようになります。

高い意識を持って仕事をしているからこそ、街中で間違った言葉遣いに敏感に気付いてしまいます(笑)

本などでも、正しい言葉遣いを身に付けられますが私がおすすめするのはニュースを聞くことです。アナウンサーの方は沢山訓練され、正しく綺麗な言葉遣いです。参考にしてみて下さい!

身だしなみ

もしかすると、国際線の長距離で降りる際に疲れ切ったCAを見たことがある人もいるかもしれません(笑)

「やっぱりCAさんも疲れるよね〜」と思われても仕方のないことなのかもしれませんが、最後まで「この飛行機、この乗務員さんの飛行機でよかった」と思って頂きたいです。

その為にはやはり第一印象が大切ですし、いい印象をキープするには最後まで美しい身だしなみを保つことは必須だと思います。

客室乗務員は、乗務前のブリーフィングを行う際にクルー同士で身だしなみをチェックしています。

会社の顔としてお客さまと接する上で、できていて当たり前のことだと思います。しかし、とても忙しいフライトや、13時間を超える勤務で、常に美しい状態をキープするのは実際に難しいです。

飛行機に乗った際、ギャレーを見たことがありますか?中に鏡があることにお気づきでしょうか!

ギャレーで作業をしている際に、身だしなみをチェックできるようになっています。常にお客さまの前に完璧な状態で出られるようになっています。

実際のところ、忙しすぎて鏡をみる暇もないようなフライトもありますが、そんな時はクルー同士で声を掛け合っています。チームで協力し合うのが客室乗務員の仕事です。

表情

この仕事を始めてから、表情がとっても大切だと感じるようになりました。

以前は笑顔があれば十分と思っていましたが、笑顔以外の様々な表情がこの仕事には必要です。

お客さまに何かご協力をお願いする時や、お詫びをする時、全てを笑顔では対応できませんよね。しかも、大きな表情をつけることでお客さまに理解していただける時もあります。

昔も今も、客室乗務員の表情に関するクレームが多くあります。

「CAシートに真顔で座っていた」「ベルト着用サイン点灯時に座席に座らない子どもを注意する表情が怖かった」など沢山あります。

決して、悪いことや間違ったことをしているわけではないのに、表情に関してクレームをいただくのです。

これを聞いてわかるように、お客さまはCAに対してとても高い期待を持っています。

その為、CAは常に細かい動作まで注意をしています。例えば、飲み物をカップに注ぐ際に少し広角を上げて真顔にならないようにしています。

正しい知識を身につける

これは客室乗務員として、また航空会社で働く上でとても重要なことです。

新しい機材(飛行機)や新しいシステム・機械が導入される度に、新しいことを覚えなくてはなりません。

しかも、誰かに教えてもらえばいいというものではなく、自身ででマニュアルを見たり、訓練を受けて実践できるようにしておく必要があります。

特に、緊急時は迅速な対応が求められます。その際に、間違った行動をとってしまったり、処置が遅れてしまうと事態が悪化することになります。

チームプレーではありますが、個々がしっかりと役目を果たさなければチームが成り立ちません。

正しい知識を身につけることで、ハイジャックや緊急事態を予防できます。保安要員としての役目を果たすために正しい知識を身につけることは必須です。

客室乗務員の仕事は、同じ業務の繰り返しではありますが、常に変化があります。

そのため、以前働かれていた方や子育てなどで休職をされていた方は「昔はこれでよかったのに」「今はこんなことをするの?」と驚かれることも多いです。

正しい知識を身につけることは当たり前のことですが、行動化されなければ意味がありません。その為、常に緊急時のことやもしものことを考えて仕事をしています。

新人CAの必ず通る道!
Twitterでリクエストのあった「新人CAの暗黙のルール」に関して!今後もリクエスト受け付けますので、就活・旅行・エアラインについて知りたいことがありましたら、DM・コメントして下さい。 客室乗務員って女性の世界だし、とっても怖いんじゃな...

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