客室乗務員のお給料について

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客室乗務員

就職先・転職先を選ぶ時、必ずお給料のこと気になると思います。

客室乗務員のお給料って年々下がっていると聞くけれど、実際はどうなの?
聞くに聞けない話、今回はお給料について語ります
💰

額面と手取りでは、差がありますので手取りで考えていきたいと思います。
客室乗務員のお給料は

基本給+フライト手当+深夜手当+パーディアム=1ヶ月の給料

このようになっています。普通の会社だと、基本給に残業代込、もしくは+残業代となる場合が多いと思います。しかし、客室乗務員の仕事には基本的に残業はありません。

基本給は働いた時間分支払われるお金で、航空会社によって差がありますが、大体18〜19万円前後です。JALの方がANAより高いです。

フライト手当は、飛行機が離陸してから着陸するまでの時間分が支払われます。

深夜手当は、他の一般企業にもあるように深夜の時間に割増で支払われるお給料です。

パーディアムは、ステイ費のことでステイ1泊にいくらという風に決められており、会社によって金額は異なりますが、パーディアムはJALよりANAの方が高いようです。国内の場合一律ですが、海外の場合現地通貨での計算となります。その為、アジア圏にステイするより、ヨーロッパにステイした方がたくさんお金をもられるという仕組みになっています。

平均500数十万と色々なサイトで目にすることがあると思いますが、あくまで平均ですので新人の方からベテランの方まで調査した平均のため、これから働く人が見るとギャップを感じてしまうと思います。手取りの年収400万の方もいれば、年収700万の方もいます。

入社して1〜3年目くらいは大体手取りで27万円前後です。色々な会社の友人に聞いてみましたが、日系航空会社の1ヶ月の手取りの平均はこれくらいです。

有給は基本給のみです。その為たくさん休んだ月や訓練だった月は23万円くらいの時もあります。
また、入社してすぐは飛ぶ資格もなく地上での訓練のため、基本給から年金などを引かれたお給料と交通費で18万円ほどの手取りです。

お給料は、以前よりも減ったのかもしれませんがその分福利厚生が充実していることは確かです。
福利厚生に関してはJALよりもANAの方が充実しているようです。どんな福利厚生があるかというと航空券がもらえたり、介護・育児に関するものなど、多様な物があります。

地方出身者の中には、休みのある度に実家へ帰省しているという方もいます。これも、航空会社勤務の特権かと思います。

客室乗務員にも管理職がありますので、管理職レベルになるとお給料もとても高いです。以前は、結婚をしておらず子供もいない方が管理職に選べれていましたが、最近では家庭を持った方も管理職として働くように環境が変化してきています。ただ、やはりまだ独身の方の方が多いのが現状です。

キャリアアップでの昇給に関しては、会社により制度は異なりますがチーフパーサーの資格、パーサーの資格を取ることでお給料が上がります。基本的には、入社から○年でビジネスクラス、○年でパーサー資格を取るという風に大体の決まりがありますので、みんな同じようにキャリアアップします。

途中で、総合職への転換をすることも可能ですが、ごく一部の人しかいないです。グループ会社への出向などもあります。客室乗務員はフライトだけをしている人もいればそうではない人もいます。会社に入ってからもたくさんの選択肢があります。JALかANAに入るか、それ以外の航空会社に入るか、色々な選択肢があると思います。よく悩んで決めてくださいね!

最後に、私個人的な意見では、体力的にきついのにこれだけしかお給料がもらえないと思ったこともありますが、社会の一般的な目で見ると妥当な金額で、若いうちは周りの人よりもらっていると思い、このお給料に満足しています。65歳までCAを続けている人もいるくらいですので、今後お給料が大きく増えたり減ったりすることはないと思っています。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございます!

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