今回は企業研究の進め方について紹介します。
この記事は、こんな方に役立つ内容となっています!
・航空業界を志望している方
・企業研究の仕方が分からない方
・企業研究の重要性を知りたい方
・どうして企業研究が必要なの?
企業研究を行う上で「どうして企業研究が必要なのか」知っておくべきです。
また、この意味を知っていなければ、いくら企業研究をやっても役に立ちません!
一般的な就職活動の面接では、企業側が学生を選び、学生側も企業を選んで受けています。
企業側は、会社にとってプラスになる人材を選びたいと思っています。
そのため、意欲がある・実績がある・即戦力になるなど、さまざまな観点で選んでいます。
そこで、自分をアピールできるのが企業研究なのです。
もちろん、企業研究の他に自己分析も大切で、企業にアピールできる要素となりますが、「どうして御社なのか」という部分が就職活動では大切になります。
その「どうして御社なのか」という部分のアピールは、企業研究の量で差が出てきます。
・企業研究の目的:志望する会社に自分をアピールするため
・企業研究の方法
HPを活用
まず知っておくべき情報として、社長の名前、本社の場所、企業理念などが上げられます。これらの情報は、インターネットを通じて会社のHP(ホームページ)から知ることができます。
大抵、会社情報や採用の欄に分かりやすく書いてあります。
採用専用のページが設けられている場合、そこに書かれている情報は全員が知ることのできる=知っていて当たり前の情報です。必ず目を通しておきましょう。
その他、会社のサービスやプレスリリースを通じて企業研究ができます。
単純に会社情報を見ていてもつまらないので、企業理念や先輩のメッセージの中で好きな言葉を見つけると後に面接で使えることもあるのでおすすめです!
・採用ページは必ずチェック!
・全員が知れる情報=知っていて当然の情報
ネット検索を活用
HPだけでも得られる情報はたくさんありますが、新聞で取り上げられたことや他のネットニュースでの記事など、多くの情報が就職活動の企業研究では役立ちます。
そこでおすすめの方法が、「企業名+キーワード」で検索です。
(例)「JAL おもてなし」「ANA 機内食」など
この方法で調べることで、気になる情報をより詳しく知ることができ多くの情報を入手できるようになります。
何から調べれば良いのか分からない・・・という場合、自分の好きなことから調べてみましょう!
ネット検索では多くの情報を簡単に入手できますが、注意しなければならない点もあります。
ネット上の情報は全てが正しい情報ではないため、疑問に思ったことは現役社員や詳しい人に尋ねて、正しい情報を手に入れるようにしてください。
航空会社は多くのキャンペーンや期間限定のイベントを開催しているので、既に終了している場合も多いです。得た情報を面接などで使う際には、必ず確かめてから使うように心がけてください。
・企業名+キーワードで検索!
・全ての情報を鵜呑みにしない!
本・雑誌、新聞を活用
大抵の場合、ネット上で企業研究は十分ですが、より多くの情報を収集するには本や雑誌も有効です。
時に、古い本や雑誌で得た情報は間違っていることもあります。しかし、そこはその情報も上手く活用し、OB/OG訪問で現役社員に聞いてみたり、面接の場面で、「〇〇という記事を見ましたが、実際には〜でしょうか?」などと質問することに役立ちます。
本や雑誌で調べる場合、ネットよりも時間がかかりますが、その分アピール性も高くなります。
時間に余裕があれば、元社員が書いた本や志望する企業が特集されている雑誌などを読むといいです。
・本や雑誌の情報は古い可能性があるが、アピール性は高い!
年次報告書(アニュアルレポート)を活用
上記のような年次報告書(アニュアルレポート)が上場企業では毎年発行されています。
昨年度の業績や情報が書かれており、主に投資判断の材料として使用されています。昨年度だけでなく過去10年ほどの業績や、企業にとっての経済状況も分かります。
アニュアルレポートは、株主や投資家に向けて発行されているため、文字が多く読みづらいと感じるかもしれませんが、一度に多くの情報を入手できるためおすすめです。
例えば、会社の歴史や役員、事業内容なども簡単に知ることができます。
・年次報告書はHPから見られる!もしくは、(例)「JAL アニュアルレポート」で検索。
・多くの情報を一度で手に入れられる!
他社と比較をする
これまでツールの紹介をしてきましたが、ここでは情報収集の方法について紹介します。
ネットや本、雑誌を使って企業研究をする際、競合他社と比較をしながら企業研究をしてみてください!
そうすることで、会社の良い面・悪い面が見えてきます。一社だけを淡々と調べるより、多くの情報を入手できます。また、面接で、他社との比較について聞かれた際にも、とっても役立ちます。
・一度に複数の企業について知れて一石二鳥!
・会社の良い面・悪い面が分かる!
・企業研究で必ずチェックするべきポイント
ここでは、企業研究で必ず調べておくべきポイントをいくつか紹介します。
実際に面接で社長の名前を聞かれるということはありませんが、受ける企業の社長の名前くらいは把握しておいてください。
□正式な会社名
□社長の名前
□企業理念・経営理念
□親会社、グループ等
□事業内容
□キャリアステップ
最低でもこれらの項目は必ずチェックしておいてください。企業理念などを完璧に覚えなさいとは言いませんが、どのような姿を目指しているのかは把握しておいてください。
・まとめ
ステップ1:ネットを使って、HPや採用ページから会社の大まかな情報を調べる
ステップ2:企業名+キーワードで詳しい情報を入手/競合他社と比較
ステップ3:本や雑誌、新聞を活用
また、企業研究を始めたばかりの時には、自分のやり方が正しいのか分からないと思いがちですが、何社か調べていくうちに自分なりの方法がわかってくるはずです。
まずは、ステップ1からはじめて企業研究のコツを掴んで行きましょう!
企業研究と自己分析がしっかりとできてさえいれば、面接官に自分の熱意が伝えられるようになります。